中国油圧・空気圧・シール業界 、26 年上半期経済運営速報、安定成長を持続

・工業生産額15.4%増、利益17.5%増、貿易も堅調

中国油圧気動密封件工業協会(CHPSA、油圧・空気圧・シール部品工業会)が重点連絡企業のデータを基にまとめた「2026年上半期油圧・空気圧・シール業界経済運行簡報」によると、同業界は2026年上半期も「安定の中で好転」する基調を維持した。第1四半期の好調なスタートを受け、第2四半期も成長の勢いが続き、主要指標が安定推移。好転の流れがさらに固まった。

■工業生産額は堅調に拡大

上半期の工業総生産額は548.2億元で、前年同期比15.4%増となった。うち油圧・空気圧・シール業界本体は524.6億元、同21.0%増と高い伸びを示した。前月比では全体の伸びが0.3ポイント鈍化した一方、液気密業界は3.4ポイント加速しており、業界の底堅さが際立つ。

■収益性も着実に向上

1〜6月の業界利益は60.9億元で、前年同期比17.5%増。前月比で0.4ポイント伸びが加速した。生産拡大とともに収益基盤が安定していることがうかがえる。

■輸出入も二桁成長を継続

油圧・空気圧・シール製品の上半期累計輸出入額は69.6億ドルで、前年同期比11.7%増(前月比0.9ポイント加速)。貿易収支は4.2億ドルの黒字を確保した。

  • 輸出額:36.9億ドル(同10.7%増)
  • 輸入額:32.7億ドル(同12.8%増)

輸出・輸入ともに前月比で伸びが加速しており、内外需のバランスが保たれている。

協会は「詳細なデータや経済運行分析を希望する企業は、統計部に連絡のうえ重点連絡企業(報告企業)への加入を申請してほしい」と呼びかけている。

油圧・空気圧・シール業界は機械産業の基盤を支える重要分野。上半期のデータは、中国製造業全体の回復基調の中で、油圧・空気圧・シール製品が着実に存在感を高めていることを示している。下半期もこの勢いを維持できるかが、業界の焦点となりそうだ。

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