川崎重工、坂出工場に約450億円投資、液化ガス運搬船の供給能力を強化

・最大約156億円を政府助成

川崎重工業(東京都港区、神戸市中央区)は9月11日、経済安全保障に基づく特定重要物資(船舶の部品)に係る供給確保計画について、国土交通大臣から認定を受けたと発表した。これに伴い、造船業再生に向けて坂出工場(香川県坂出市)を対象に計画している約450億円の設備投資のうち、最大約156億円が政府から助成される。

同社は、2025年12月に国土交通省および内閣府が策定した「造船業再生ロードマップ」に示された建造能力向上の政府方針に基づき、坂出工場の設備投資を計画している。

今回の認定を受け、先進的な省力化・自動化設備の整備をはじめ、クレーンの更新などを含む設備投資を進める。

坂出工場は液化ガス運搬船を得意としており、今回の設備投資を通じて同工場における液化ガス運搬船の船体供給能力を確保・強化する。これにより、国内造船業の建造能力向上とともに、日本の経済安全保障の確立に寄与する方針。

■計画概要
・事業所:川崎重工業 坂出工場
・所在地:香川県坂出市
・対象:液化ガス運搬船の船体供給能力強化
・設備投資額:約450億円
・政府助成額:最大約156億円
・主な投資内容:省力化・自動化設備、クレーン更新など

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