コマツ、新興国市場向け油圧ショベル「PC200-11M2」「PC210-11M2」を発売

コマツは9月11日、アジアを中心とする新興国市場向けに油圧ショベル「PC200-11M2」と「PC210-11M2」を発売し、順次導入すると発表した。主力クラスの油圧ショベルのラインアップを拡充し、多様化する市場ニーズに対応する。

PC200-11M2は、従来機「PC200-10M0」で培った品質・耐久性を継承しつつ、都市土木作業に求められる経済性と使いやすさを高めた「CE(Civil Engineering)シリーズ」の第2弾。90度ダンプ積み時の燃費を従来機比6%低減したほか、快適性を向上させ、日常的な土木作業におけるコスト低減と安定稼働に貢献する。

一方、PC210-11M2は、力強い作業性能と低燃費技術を組み合わせ、高い作業量と経済性の両立を図った汎用モデル。土木、採石、鉱山周辺作業など、負荷の高い現場を含む幅広い用途に対応する。

両機種には、オペレータを保護する安全装備をはじめ、快適なキャブ環境、メンテナンス性を高める各種機能を搭載。また、機械稼働管理システム「KOMTRAX」により、機械の稼働状況を管理できる。

同社によると、近年の主力クラス油圧ショベル市場では、インフラ整備や資源開発を背景に需要が拡大する一方、競争環境の変化や顧客ニーズの多様化が進んでいる。機種選定においても、本体価格だけでなく、燃費、現場適合性、稼働率、アフターサポートを含めたトータルコストが重視されている。

こうした市場環境を踏まえ、PC200-11M2では都市土木向けの経済性を、PC210-11M2では幅広い現場に対応する作業性能を追求。用途や現場条件に応じて機種を選択できるラインアップとすることで、市場への対応力を高める。

販売代理店を通じて、サービス契約、延長保証、純正部品、オペレータトレーニングなどを組み合わせたサポートも提供し、機種とアフターサポートの両面から顧客の現場課題に対応する。

コマツは中期経営計画(2025~2027年度)「Driving value with ambition 価値創造への挑戦」のもと、地域ごとの競争軸を見極めた商品力・サポート力の強化とバリューチェーンビジネスの拡大を進め、アジアをはじめとする成長市場での顧客課題の解決を目指す。

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