・高所から基礎まで対応、大型アタッチメント対応で作業能力向上―
コベルコ建機は9月14日、2026年10月1日より、同社初となる国内向け65トン級建物解体専用機「SK650DLC-11」の販売を開始すると発表した。建物の高層化・大型化が進む中で、解体現場に求められる高い作業能力と安全性、生産性を両立させたモデル。
同機は超ロングアタッチメント仕様とセパレートブーム仕様の2系統を用意。セパレートブーム仕様には新たに3.0mインサートブームを設定し、高所解体から中層・基礎解体まで幅広い現場に対応する。超ロング仕様では最大作業高さ28.2m、先端アタッチメント装着可能質量3.7tを実現。セパレートブーム+インサート仕様ではアーム先端高さ18.2m、装着可能質量6.1tを達成し、重量級アタッチメントを用いたパワフルな破砕作業を可能にした。インサートブームは超ロング仕様と共用できるため、現場ニーズに応じた柔軟な運用が可能となる。
組立・分解作業の省力化も図った。下部走行体に油圧伸縮式クローラを採用し、キャブ内スイッチ操作のみでクローラ幅を伸縮。従来必要だった油圧ホースの接続やシム調整を不要とした。アタッチメントには新方式の油圧カプラを採用し、脱着時間を大幅に短縮している。
視認性と快適性を高める新DS(Demolition Special)キャブも搭載。フロントガラスとルーフガラスの境界フレームをなくして上方視界を向上させたほか、大型ワイパーやチルトキャブを採用した。安全性面では転倒警報装置や干渉防止装置に加え、ブームシリンダの負荷可視化や作業姿勢・高さ・半径をモニタ表示する解体機専用表示機能を備え、オペレータを支援する。
エンジンはいすゞ6WG1(定格出力348kW)、最大作業高さは超ロング仕様で28,230mm、セパレート+インサート仕様で18,220mm。大型建造物の解体現場で高い安定性と生産性を発揮するモデルとして、今後の需要拡大が期待される。
仕様・価格はニュースリリース参照
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