サンドビック(Sandvik):2026年9月1日
サンドビックは、鉱業向けろ過・脱水ソリューションを手掛けるイタリアのディエメ・フィルトレーション(Diemme® Filtration)の買収を完了した。高性能フィルタープレスで世界的に高いシェアを持つ同社を傘下に収め、鉱山向けプロセス機器事業の強化を図る。
サンドビックが9月1日に発表した。今回の買収は、2026年に発表していたもので、ディエメ・フィルトレーションは今後、サンドビックの事業領域「ロック・プロセシング(Rock Processing)」内に新設する独立部門「フィルトレーション(Filtration)」として運営する。
ディエメ・フィルトレーションはイタリア・ルーゴ(Lugo)に本社を置き、最新鋭の製造施設と研究開発(R&D)機能を備える。従業員数は約200人。銅、金、ニッケル、電池材料などの鉱山会社を中心に、世界各地域に多様な顧客基盤を持つ。
同社の2026年の売上高は約11億スウェーデン・クローナ(SEK)を見込む。買収により、サンドビックのロック・プロセシング事業のEBITAマージンにもプラスの効果をもたらすとしている。
今回の買収を通じてサンドビックは、破砕・選別など従来の鉱物処理分野に加え、鉱石処理工程におけるろ過・脱水技術の製品ポートフォリオを拡充する。高性能フィルタープレスを含むディエメ・フィルトレーションの技術・製造能力を活用し、世界の鉱業市場における総合的なプロセスソリューションの提供力を高める。