クボタ・トラクター・コーポレーション(Kubota Tractor Corporation):2026月 年6月22日
米カリフォルニア州コロナド海軍基地ーークボタ・トラクター・コーポレーションは6月22日、米国の退役軍人農業支援団体ファーマー・ベテラン・コアリション(Farmer Veteran Coalition、FVC)と共同で、2026年の「Geared to Give」プログラム受賞者を発表した。選出された5人の退役軍人農家に対し、新たなクボタ製農業機械を贈呈した。
表彰式は、NASCARサンディエゴウィークエンド(NASCAR San Diego Weekend)のNASCARカップ・シリーズ(NASCAR Cup Series)決勝レース前に開催され、会場となったコロナド海軍基地(Naval Base Coronado)で観客の前で受賞者が紹介された。各受賞者には記念キーが手渡され、農業分野で新たなキャリア形成に取り組む退役軍人への支援姿勢を示した。
■今回の受賞者は以下の5人。
・キーラン・ブラウン(Keelan Brown)氏/米海軍出身/テネシー州ローレンスバーグ
・ジャスティン・バッツ(Justin Butts)氏/米海軍出身/ニューヨーク州バーン
・ハドソン・グリッグ(Hudson Grigg)氏/米海兵隊出身/コロラド州ヘスペラス
・ジェフ・モリソン(Jeff Morrison)氏/米海兵隊出身/ウィスコンシン州チェイスバーグ
・ジョセフ・サントリー(Joseph Santry)氏/米陸軍出身/カリフォルニア州コロンビア
クボタ・トラクター・コーポレーションの社長であり、陸軍州兵出身でもあるアレックス・ウッズ(Alex Woods)氏は、「『Geared to Give』は軍務への貢献だけでなく、その後も農業を通じて地域社会に価値を生み続ける退役軍人を称える取り組みだ。NASCARの舞台で紹介することで、努力や献身を重視する多くの人々に彼らの活動を届ける機会になった」とコメントした。
受賞者と家族は、NASCARオライリー・オートパーツ・シリーズ(NASCAR O’Reilly Auto Parts Series)やNASCARカップ・シリーズを観戦したほか、レーシングチームのトラックハウス・レーシング(Trackhouse Racing)およびドライバーのロス・チャステイン(Ross Chastain)氏との交流、ガレージツアー、表彰イベントにも参加した。
ファーマー・ベテラン・コアリション(Farmer Veteran Coalition)のCEO、ジャネット・ロンバルド(Jeanette Lombardo)氏は、「退役軍人は高いレジリエンス、リーダーシップ、実行力を農業にもたらしている。『Geared to Give』のような取り組みは、それらを実際の事業へ結び付けるための重要な支援になる」と述べた。
2026年のプログラムには、FVCのフェローシップ基金を通じて700件超の応募があり、クボタの全米5事業部門ごとに1人ずつ受賞者が選ばれた。
■各地域受賞者と贈呈機種
・東南部事業部門(Southeast Division)
キーラン・ブラウン氏は米海軍に13年以上勤務。テネシー州で家族経営の野菜農園「ファーマー・ブラウンズ・プロデュース(Farmer Brown’s Produce)」を運営する。クボタはL02シリーズのコンパクトトラクター「L3902」を提供。
・北部事業部門(Northern Division)
ジャスティン・バッツ氏は再生型農業を実践する104エーカー規模の「ブラック・ウィンド・ファーム(Black Wind Farm)」を運営。コンパクトトラックローダー「SVL65-2」を提供。
・中部事業部門(Central Division)
ハドソン・グリッグ氏は標高約2,250mの農場「グリッグステッド(Griggstead)」を運営し、放牧鶏や在来種羊などを生産。MXシリーズのユーティリティトラクター「MX5400」を提供。
・中西部事業部門(Midwest Division)
ジェフ・モリソン氏は119エーカーの牧草主体畜産農場「ブラフ・カントリー・ランチ(Bluff Country Ranch LLC)」を経営。M60シリーズのユーティリティトラクター「M7060」を提供。
・西部事業部門(Western Division)
ジョセフ・サントリー氏は家族とともに再生型養豚農場「スイート・ウォーター・ファーム&ランチ(Sweet Water Farm & Ranch Co.)」を運営。多目的車両「RTV-X CREW」を提供。
またクボタは今年、NASCARとの複数年パートナーシップを締結しており、「NASCAR公式トラクター」「公式建機パートナー」「公式コンパクト機械パートナー」「公式ユーティリティビークル」として活動を開始している。今回のイベントは、その大型施策の一つとして位置付けられた。
クボタによると、「Geared to Give」は2015年の開始以来、FVCへの組織支援や退役軍人向け助成として累計120万ドル超を拠出し、全米の退役軍人農家に計56台の農業機械を寄贈している。さらに、FVC会員向けには全米の正規販売店で対象機種を購入する際の優待制度も提供している。
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