ユングハインリッヒ、ランドグート社の自動化物流センターで車両群を拡張

ユングハインリッヒ(Jungheinrich):2026年6月17日

ペットフード大手ランドグート ハイムティアナールング(Landguth Heimtiernahrung GmbH)は、ドイツ・ニーダーランゲン拠点の自動化物流センターを拡張するため、ユングハインリッヒ(Jungheinrich)に追加発注を行った。同社は2024年に同社からオートVNA(AutoVNA)倉庫の構築を受注し、2025年に稼働を開始したばかりだったが、急激な事業成長により保管容量が限界に達したため、早期の拡張が決定した。

■既存システムの概要:34アイルのオートVNAとロボット連携
2025年に完成した同物流センターは、完全自動化の新設施設として設計された。オートVナ倉庫は34アイルを擁し、保管スペース58,152箇所、アイル長95m、収納高9.70mの規模を有する。高層ラックでの入出庫作業は、導電レール給電式の自動ナローアイルトラック「EKX 516ka」4台が担っている。また、パレットコンベアシステムと倉庫を結ぶ役割を8台の自律移動ロボット「アルキュリー M(arculee M)」が担い、コンベアから倉庫内へのパレット搬送、倉庫内自律走行、作業間での自動充電を実現している。

これらの車両は16時間/5日稼働体制で運用され、ユングハインリッヒの倉庫制御システム(WCS)が統括管理。顧客側の倉庫管理システム(WMS)と連携してシームレスな運用を支えている。

■拡張内容:EKX 516kaを4台追加、アルキュリー Mを8台追加

事業成長に伴うスループット向上ニーズに応えるため、稼働開始から間もないタイミングで拡張工事を実施。特筆すべきは、既存の倉庫稼働をほぼ完全に継続したまま拡張を行った点にある。連続出荷体制が求められる物流センターにとって、ダウンタイムを最小限に抑えることは極めて重要な要件であり、同システムアーキテクチャの大きな特徴となっている。

ランドグート ハイムティアナールングの計画・物流責任者であるラース・ライゼ(Lars Reise)氏は次のように述べている。
「このような複雑なシステムの立ち上げと、進化する社内システム構造への適合は容易な作業ではありませんでした。私たちがユングハインリッヒを信頼したのは、課題が発生するたびに解決志向で粘り強く伴走し、最終的に信頼できる運用を実現してくれた点です。今回の早期拡張は、当社の成長の必然であり、同社チームへの信頼の証でもあります。」

ユングハインリッヒの物流システムコンサルタント、マティアス・ザルターベルク(Mathias Salterberg)氏は、「ランドグート社の追加発注は、スケーラブルな自動化の本質を体現しています。企業成長とともにシステムが拡張可能であり、ダウンタイムや運用中断を伴わない-それが真の自動化ソリューションです」とコメントした。

本拡張により、ニーダーランゲン物流センターの処理能力は大幅に向上し、今後も継続的な事業成長を強力に支える体制が整った。

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