IHI、江東区の土地譲渡で約146億円の譲渡益計上、財務基盤強化へ
IHIは6月12日、同社が所有する固定資産の一部を譲渡すると発表した。譲渡益は約146億円の見込みで、2027年3月期に特別利益として計上する予定。譲渡資産は東京都江東区にある土地(賃貸用不動産)で、譲渡先は国内の一般事業法人が組成する特定目的会社(SPC)。譲渡価額および帳簿価額については譲渡先の意向により非公表とした。
■譲渡の背景
IHIは2026年5月8日に公表した「中長期の方向性」に基づき、将来の成長に向けた先行投資の原資確保と財務基盤の強化を図る方針を打ち出している。今回の土地譲渡は、この戦略の一環として実施される。譲渡先とIHIの間には資本関係、人的関係、取引関係はなく、関連当事者には該当しない。また、譲渡先が反社会的勢力でないことも確認済みとしている。
■スケジュール
- 2026年6月:売買契約締結
- 2026年12月:所有権移転(予定)
■業績への影響
本件により、2027年3月期連結決算では「その他の収益」として約146億円、個別決算では「特別利益(固定資産売却益)」として約146億円をそれぞれ計上する見通し。
IHIは今後、譲渡で得た資金を成長分野への投資に振り向け、事業構造の強化を進める方針。