サンドビック(Sandvik AB):2026年5月29日
サンドビックは5月29日、同社の事業ユニットであるアディティブ・マニュファクチャリング(Additive Manufacturing)を、スウェーデン拠点のグローバル投資会社ミミール(Mimir)に売却する契約を締結したと発表した。
アディティブ・マニュファクチャリング事業は、同社のマシニング事業領域(Machining)に属し、金属積層造形や金属射出成形(MIM)、熱間静水圧プレス(HIP)などに使用される金属粉末を製造するほか、特殊産業用途向けの低膨張合金も手掛けている。
同社は、事業ポートフォリオについて市場ポジションや収益性のある成長可能性、投資需要などの観点から継続的に評価を実施しており、その結果として今回の売却を決定した。
サンドビックの社長兼CEOであるステファン・ウィディング(Stefan Widing)氏は、「今回の売却は、アディティブ・マニュファクチャリング事業を次の成長段階に向けてより適切に位置付けることを目的としたもの。新たなオーナーが、同事業の潜在能力を最大限に引き出すための基盤と専念体制を提供すると確信している」とコメントした。
同事業は現在、貸借対照表上で売却目的保有資産として分類されている。本取引に伴い、主に有形固定資産に関連して約2億3,000万スウェーデンクローナ(SEK)の減損損失が発生する見込み。ただし、これは現金支出を伴わないもので、2026年第2四半期の損益計算書において比較可能性に影響を与える項目として計上される予定である。
本取引の完了は、関係当局の承認など通常の手続きを前提に、2026年第3四半期を見込んでいる。