徐工(XCMG)、第8回国際顧客節を開催へ、産業再編で”世界級”クラスターを目指す

徐工(XCMG):2026年5月16日

■ 「中国建設機械の都」が新産業体系へ移行

中国第14次5カ年計画(「十五五」)の初年度にあたる2026年、「中国建設機械の都」として知られる徐州(Xuzhou)市が、産業構造の抜本的な再編に着手した。同市共産党委員会第13期第11回全体会議(5月12日開催)では、従来の「343」創新産業クラスターを新たな「535」現代産業体系へと改編することが正式に決議された。この転換は、単なる「規模拡大」から「付加価値の飛躍」へと舵を切る戦略的な方向転換を意味する。

■ 「ナンバーワン産業」として世界水準へ

今回の産業再編において、徐工(XCMG)は徐州市の「一号産業(ナンバーワン産業)」における中核企業として位置付けられている。同社は現在、グローバル建設機械業界で中国企業として第3位にランクインしており、世界級建設機械クラスターの形成を担う中心的存在となっている。新計画では、5大産業の一つとして2030年までに建設機械分野で3,000億元規模の産業群の形成を目指す。

■ 建設機械に「世界級」の使命

計画では、ハイエンド化・インテリジェント化・グリーン化・サービス化・国際化の5戦略を推進する方針が明確化された。ショベル、クレーン、土工機械、基礎工事機械、道路機械の5製品カテゴリーにおける優位性を強化するとともに、油圧システム、トランスミッションシステム、制御システム、「三電」システム(電池・電機・電制)などの重要コア部品分野での技術的ブレークスルーを目指す。

安全・緊急対応分野も同市の特色産業として3大新興産業の一つに位置づけられ、「中国安全谷(China Safety Valley)」を核として「規模先行」から「技術主導」へ、「単体製造」から「システムサービス」へと転換を図り、国家級安全・緊急対応装備の先進製造業クラスターの構築を推進する。

■ 未来産業へのポジショニング 新領域を先取り

徐工(XCMG)はリーディングカンパニーとして、具身型インテリジェント建設機械(Embodied AI Construction Machinery)やヒューマノイドロボット向け部品分野への参入を加速させている。同社はサプライチェーン全体を牽引しながら、ハイエンド部品産業パーク・総合試験場・人工知能実訓場の建設を推進。また、電動化・無人運転の領域においても技術革新を追求している。

具体的には、フレキシブル触覚センサー・高出力モーター・長続航距離バッテリーなど関連産業への布石を打つとともに、スマートマイニング・インテリジェント建設・スマートポート・スマートシティ・インテリジェント災害救助といった分野への展開を見据えている。さらに、建設機械および地下空間利用分野に特化した垂直大規模言語モデルの構築やヒューマノイドロボット産業の育成にも注力する。

■ スマート化・デジタル転換・ネット接続を推進

徐工集団(XCMG Group)は、スマート化・デジタルトランスフォーメーション・ネットワーク接続を推進する「会長直轄の一号プロジェクト」のもと、すでにリーディング級スマート工場1棟・エクセレント級スマート工場2棟を建設完了。また、「スマート工場建設標準群」は国家初のスマート製造標準応用試点10大標準群成果に選定されるなど、製造現場のデジタル変革においても着実な実績を積み重ねている。

■ 第8回国際顧客節、いよいよ開幕

産業の飛躍的成長を背景に、シー徐工(XCMG)第8回国際顧客節がいよいよ開幕を迎える(開催期間:5月19日〜21日)。

同社はすでに「単なる機器サプライヤー」から「グローバルな顧客に信頼・安心・愛着を持ってもらえる信頼のパートナー」へと進化を遂げており、今回の顧客節はグリーン・インテリジェント統合ソリューションの総合的な展示の場であるとともに、世界のパートナーとともに新たな価値成長の道を探る対話の場となる。

ハイエンド化・インテリジェント化・グリーン化の各領域における最新成果を一堂に集結させ、製品ライフサイクル全体にわたるソリューションを提供する。また、きめ細かな全プロセスの高品質サービスにより、グローバル顧客との共生・共栄の価値エコシステム構築を目指す。

産業は上昇気流に乗り、徐工(XCMG)は革新へと向かう。5月19日から21日にかけて開催される建設機械業界の一大祭典に、世界中の顧客とパートナーを招待する。

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