・北米市場で過去最大トン数、エネルギー・インフラ分野需要に対応
中联重科(Zoomlion):2026年4月30日
中联重科(Zoomlion)は、メキシコの顧客向けに800トン級オールテレーンクレーン「ZAT8000V」の納入を完了したと発表した。同製品は同社が北米市場で販売したクレーンとして過去最大トン数となり、メキシコで拡大するエネルギーインフラや産業向け重量物搬送需要に対応する。
メキシコでは、2030年までに再生可能エネルギー比率を45%まで高める目標を掲げており、風力発電や大型発電所、石油化学プラント向けを中心に、大型・高信頼性の揚重設備需要が高まっている。
今回納入した「ZAT8000V」は、中联重科(Zoomlion)がグローバル高級市場向けに開発した旗艦機種。多軸電気油圧制御システムやインテリジェント安全監視プラットフォーム、高強度軽量ブームを採用し、高い吊り上げ性能と幅広い現場適応性を備える。
同機は、大型発電所建設、石油化学設備据え付け、風力発電設備の保守など、メキシコ国内の複雑かつ高負荷な作業への対応を想定しており、同国のエネルギーインフラ整備や産業高度化ニーズに適合するという。中联重科(Zoomlion)は、風力発電および石油化学産業の発展を支える設備として期待を寄せている。
納入プロジェクトでは、時差を伴うコミュニケーションや現地での調整・試運転対応など複数の課題があった。これに対し、中联重科(Zoomlion)のサービスチームは、メキシコの法規制や運用慣行に合わせた現地仕様の最適化を事前に実施。さらに、現地据え付け・試運転作業を全面支援するとともに、24時間体制でトラブル対応を行った。
また、顧客向けに運用トレーニングや技術説明も実施し、納入後の迅速な稼働開始を支援した。同社は、こうした対応が顧客から高い評価を得たとしている。
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