神戸製鋼所が5月11日に発表した2026年3月期(2025年度)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年度比0.4%増の3,895億円となり、経常利益は、エンジン認証問題に関する補償金収入の剥落などにより、前年度比64億円減益(前年度比34.2%減)の123億円となった。
主力製品である油圧ショベルの販売台数は、欧州、中国、東南アジア等での需要回復が進んだことなどから、前年度を上回った。一方、クローラクレーンの販売台数は、物価高騰影響による国内での需要減などの影響により、前年度を下回った。
油圧ショベル販売台数は、前年度比3.4%増の21,000台(前年度:20,300台)。うち国内は5,900台(同:6,600台)、海外は15,100台(同:13,700台)。クローラクレーンの販売台数は、販売台数は、前年度比12.0%減の3291台(前年度:374台)だった。
2026年度の油圧ショベル市場は、日本は、建設機械の価格高騰による入替需要の低迷等により、2025年度比減少。中国は、政府投資の増加等により、2025年度比増加。北米は堅調な建設需要により、2025年度比増加。欧州は、英国、イタリアを中心とした需要回復により、2025年度比増加。東南アジアは、インドネシアでの農業関連需要の減速等により、2025年度比減少ーーとの前提にし、販売台数は、国内海外合わせて前年度比4.8%増の22,000台を見込む。また、クローラクレーンの販売台数は、前年度比横ばいの330台を見込む。
2026年度売上高は4,290億円(前年度比10.1%増)、経常利益は160億円(同30.1%増)との見通し。
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