ダイト、本社内第十製剤棟第2期工事に着手

 ダイト(富山県富山市)は3月15日、第十製剤棟第2期工事に着手したと発表した。

 近年のジェネリック医薬品の製造販売量の増加や安定供給、大手メーカーからの新薬・長期収載品の国内外向け製造受託、一般用医薬品の開発~製造受託など、全方位ビジネスの案件増加をけ、製剤製造工場である第十製剤棟を建設し 2023 年 12 月に竣工している。
 第 1 期分の生産設備は順調な受注により高い稼働率を見込んでおり、更に多くの引き合いを受けていることから、当製剤棟の生産設備を配置できる全5フロアの内、製造設備未実装の3フロアについて、このほど製造設備を実装する第 2 期工事を行い、生産設備の増強を図るもの。

<工事の概要 >(予定)
名称:第十製剤棟 第 2 期工事
所在地:富山県富山市八日町 326 番地 (本社工場敷地内)
投資額:総額約 37 億円
工事・設備:生産設備を配置できる全 5 フロアの内、製造設備未実装の 3 フロア に製剤、包装製造設備の実装工事を行う。
用途:医薬品製剤の製造
着工:2024 年 3 月
竣工:2025 年 1 月
商用生産:2026 年 4 月

<第十製剤棟概要>
所在地:富山県富山市八日町 326 番地 (本社工場敷地内)
建物概要:鉄骨造 6 階建て 建築面積 約 2,878m2・延べ床面積 約 10,111m2
用途:医薬品製剤の製造、医薬品原薬・製剤・原材料等の保管
竣工:2023年12月 (※第1期工事)
商用生産 :2024年8月 (予定)(※第1期工事分)

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