HOLUS、ベトナム法人AGRIEXが新工場建設

・生産能力の向上によりベトナム最大規模の野菜加工企業として日本の食インフラを支える

 日本農家と共にベトナムで栽培事業および食品製造を手がけ、日本での輸入・販売を行っている㈱HOLUS(ホーラス、東京都渋谷区)は3月4日、ベトナム現地法人AGRIEX(アグリエックス)において生産能力・品質等の向上に向けて大規模な新工場の建設を決定したと発表した。

 AGRIEX社では、2022年に第1工場を竣工しており、生産する製品数は40種類以上、工場では300人以上の雇用を創出している。2023年3月には食品安全のマネジメントシステム FSSC22000認証を取得している。

 今回、顧客ニーズに応えるため、新たに第2工場・第3工場の建設を進めており、これにより生産量、品質の両面で大きく伸長するものと期待している。

 HOLUS・AGRIEXでは「食」を生活に欠かせないインフラと考えており、畑から食卓までの一貫した「Farmer to Customer」の実現のために同計画は不可欠なものとして現在取り組んでいる。工場竣工後、全工場の生産キャパシティは1万トン/年超を想定しており、ベトナム最大規模の野菜加工工場となる見込み。機能面では「保管」、「選別」、「梱包」等の機能についても大幅に強化される予定。より厳しい品質基準への対応が可能となる。

■ 第2工場概要
 現第1工場敷地内において建設
社員食堂及び歯科検診施設を併設予定
・総敷地面積は約14,000平方メートル
・延床面積:約4,000平方メートル

■ベトナム現地法人 AGRIEXについて
法人名:CÔNG TY TNHH AGRIEX(英語表記:AGRIEX CO., LTD)
設立:2020年11月16日
工場操業日:2022年6月23日
所在地  :Lot E3, Phu Hoi Industrial zone, Duc Trong District, Lam Dong Province, Viet Nam
敷地面積:1.4ヘクタール
従業員数:300名以上
認証取得:FSSC22000認証(2023年3月取得)
事業概要:各種冷凍野菜、冷凍惣菜(天ぷら・飲茶等)の製造

 詳細は、ニュースリリース