キヤノン、デンソーウェーブの協働ロボット「COBOTTA」にインストールして使用する画像処理ソフトウエアを発売

・画像処理技術で協働ロボットの価値を拡大

   キヤノンは12月12日、㈱デンソーウェーブの協働ロボット「COBOTTA」本体にインストールして使用できる画像処理ソフトウエア”Vision Edition-C”を12月下旬に発売すると発表した。豊富な画像処理機能により協働ロボットの価値を拡大する。

 近年、人件費の高騰や人手不足などから、生産現場における自動化の対応が進められている。このような中、キヤノンは、「CANON INDUSTRIAL IMAGING PLATFORM」をコンセプトに、ネットワークカメラや産業用カメラなどのイメージング製品および、画像処理ソフトウエア「VisionEdition」(2018年3月発売)などを活用した生産現場の「見える化」を推進している。

 新発売する”Vision Edition-C”は、デンソーウェーブ製の協働ロボット「COBOTTA」専用の内蔵型画像処理ソフトウエア。キヤノン製のネットワークカメラや産業用カメラ「N10-W02(2018年3月発売)」などと組み合わせることで、”Vision Edition-C”は「COBOTTA」の「眼」の役割を担う。

 例えば、「COBOTTA」による部品のピック&プレイス作業(※1)に必要なパターンマッチング機能(※2)や検査機能、点検機能の搭載により、「COBOTTA」の作業の抜け漏れを発見・防止したり、数字やバーコードの読み取りや資材配置の点検を行ったりするなど、これまで人の目で対応していた作業の自動化に貢献し、「COBOTTA」の価値を拡大する。

 また、”Vision Edition-C”は「COBOTTA」本体にインストールして使用できることから、ソフトウエアを制御するための産業用PCが不要となり、スペースが限られるさまざまな産業の生産現場における自動化の普及につながる。

 キヤノンは、今後も協働ロボットの「眼」の役割を担うネットワークカメラや産業用カメラ、画像処理ソフトウエア「Vision Edition」を幅広い協働ロボットに提供することで、生産現場の自動化を促進し、生産性や品質の向上に貢献していく。

・製品名:Vision Edition-C

・発売日:2019年12月下旬

※1 特定の位置にある部品をつまみ上げ、決められた位置まで移送する一連の作業。

※2 予め登録したモデルと同じものを見つけ、見つけたものの位置を検出する機能。

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