・先進播種ソリューションの市場投入を加速し、顧客選択肢を拡大。農業分野での価値創出に投資を集中
CNH:2026年8月31日
CNHは2026年8月31日、大規模農場向け播種機器の有力メーカーであるブルゴー・インダストリーズ(Bourgault Industries)と戦略的提携を結んだと発表した。提携により、ブルゴーが製造するケースIH(Case IH)およびニューホランド(New Holland)の共同ブランド機器を、CNHのディーラー網を通じて北米、オーストラリアをはじめとする播種需要の高い市場で供給する。ポートフォリオは精密播種用エアードリルシステムや大容量エアカートを中心に、デジタル技術・制御システムを搭載したものとなる。
本提携はCNHの「パス・トゥ・2030(Path to 2030)」戦略を後押しするもので、先進播種ソリューションの市場投入を加速させ、主要農業市場におけるCNHの競争力強化を図る。ブルゴーの播種技術と、CNHの販売網・精密農業技術・CNHキャピタル(CNH Capital)による金融サービスを組み合わせることで、ディーラーは即戦力となる市場トップクラスの播種機器ラインアップを手にし、競争力と成長機会を高められる。
土壌健康はCNH戦略の中核。農家にとって土地は世代を超えて受け継がれる最も重要な資産であり、土壌の健全性が収量だけでなく食料品質を左右する。CNHは農場全体の健康に焦点を当てた研究開発投資を強化し、農家が生産性を持続的に高めつつ、依存する土壌を保護・保全できる技術の開発を続ける。
CNHのゲリット・マルクス(Gerrit Marx)最高経営責任者(CEO)は「顧客は、適切な技術を備えた強力で包括的なポートフォリオを求めている。互いの強みを組み合わせることで競争力を高め、ディーラーに新たな機会を創出し、精密技術・自動化・統合型農業ソリューションなど農業の未来を形作る技術への投資を強化できる。自社製品投資に加え、こうしたパートナーシップによりポートフォリオを充実させ、フィールドオプス(FieldOps)デジタルプラットフォームを通じて顧客により大きな価値を提供する」と述べた。
ブルゴー・インダストリーズのビル・グランビル(Bill Glanville)グループプレジデントは「CNHとの戦略的商業提携は、ブルゴーの到達範囲を拡大する新たな機会を生み、イノベーションと顧客成功、農家へのより大きな価値創造という共通のコミットメントを反映している。CNHの補完的な能力とグローバルな展開力により、ブルゴーの播種技術をより多くの市場の農家に届けられる」とコメントした。
CNHは移行期間中、現行の播種製品ラインを継続サポートする。カナダ・サスカチュワン州サスカトゥーン(Saskatoon, Saskatchewan)の生産拠点は、プランターとコンバイン用ヘッダーの製造に引き続き注力する。
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