ヒアブ、フィンランド・ライシオ工場を拡張、1,900万ユーロ投資でMULTILIFT生産能力を増強

ヒアブ(Hiab):2026年8月20日

ライシオ(フィンランド)=8月20日、ヒアブ(Hiab)は、フィンランド・ライシオにあるMULTILIFT(MULTILIFT)生産施設の拡張工事で、1,900万ユーロ(約35億円、186円換算)を投じるプロジェクトの基礎石設置式を8月19日に開催した。2025年5月に発表した投資計画を本格的に進めるもので、拡張工事は2027年第4四半期の完成を予定している。

今回の拡張では、次世代型の生産環境を整備し、製品ラインアップと製造能力の両面で競争力を高める。市場をリードするMULTILIFTの脱着式荷役装置(demountables)の生産能力を増強し、商用分野に加えて防衛分野での需要にも対応する。

新工場にはエネルギー効率に優れた設備・ソリューションを導入し、工場全体のエネルギー消費量を削減する。また、最新の生産スペースとオフィススペースを整備することで、従業員の安全性や作業環境、快適性の向上につなげる。

基礎石の設置に際しては、ライシオにおけるヒアブの歴史を記録した写真や、最新のMULTILIFT製品であるTALON(TALON)とNew Optima(New Optima)の写真、今回の拡張計画に関するヒアブの発表資料、式典当日の地元紙、完成後の新施設を描いたイラスト、幸運を祈る記念品などを収めたタイムカプセルを基礎石の内部に設置。参加者がコンクリートで封印した。

ヒアブのスコット・フィリップス(Scott Phillips)社長は、「ライシオ生産施設の拡張は、ヒアブにとって重要な戦略的マイルストーンであり、リーダーシップの地位を強化するとともに、長期的な成長目標を支えるものだ。同時に、製造における排出量削減に向けた重要な一歩であり、各拠点のエネルギー効率向上という当社の目標を支援する」とコメントしている。

ヒアブは、オンロード荷役向けのスマートで持続可能なソリューションを展開しており、クレーンや荷役機器などをグローバルに供給している。主力製品ブランドには、HIAB(HIAB)、EFFER(EFFER)、ARGOS(ARGOS)のローダークレーン、MOFFETT(MOFFETT)とPRINCETON(PRINCETON)の車載フォークリフト、LOGLIFT(LOGLIFT)の林業用クレーン、JONSERED(JONSERED)のリサイクルクレーン、MULTILIFT(MULTILIFT)のスキップローダーおよびフックリフト、GALFAB(GALFAB)のロールオフ・ケーブルホイスト、ZEPRO(ZEPRO)、DEL(DEL)、WALTCO(WALTCO)のテールリフトなどがある。

2025年の売上高は約16億ユーロ。世界各地に約3,000カ所の自社・販売サービス拠点を展開し、100カ国以上に製品を供給している。従業員数は約5,200人。

今回のライシオ工場拡張を通じ、ヒアブはMULTILIFTの生産能力を高めるとともに、エネルギー効率の向上と製造現場の環境・安全面の改善を進め、今後の市場拡大に対応する。

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