クボタ、インドで新工場用地を取得、トラクタ・建機の生産能力を増強

クボタは8月24日、インドの現地子会社エスコーツクボタ(EKL)が、ウッタルプラデッシュ州で新工場建設に向けた用地を取得したと発表した。8月19日には土地造成工事の起工式を開催。中長期的なトラクタ需要の拡大や輸出増加に対応するとともに、クレーン、バックホーローダなど建設機械の生産能力も強化する。

取得した用地は、ウッタルプラデッシュ州のエイダ工業団地に位置し、敷地面積は62万3,000㎡。リース期間は90年で、契約金額は41億ルピー(約70億円)となる。

インドではトラクタの国内販売台数が年間100万台を超えており、今後も中長期的な市場拡大が見込まれている。クボタは2022年に現地大手のエスコーツを子会社化し、EKLとして農業機械、建設機械、エンジン事業の拡大を進めている。

EKLは現在、ハリヤナ州の工場で生産を行っているが、インド国内のトラクタ需要増加に加え、輸出拡大によって将来的な生産能力不足が見込まれている。今回の新工場計画では、こうした需要への対応に加え、クレーンやバックホーローダなど建設機械の販売拡大を見据えた生産基盤の強化を図る。

今後は土地造成工事を進めながら、新工場の具体的な生産品目や設備内容などについて検討を継続する。

EKLの所在地はハリヤナ州ファリダバード、代表者はNikhil Nanda。インド国内を中心に農業機械、建設機械、エンジンの製造・販売を手掛ける。従業員数は2026年3月時点で15,897人。

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