大同特殊鋼は8月19日、阪神高速道路から「トンネル環境対策設備更新工事(2025-山手)」を受注したと発表した。阪神高速31号神戸山手線の蓮宮換気所および中央換気所に設置されている自動車トンネル用電気集じん機などを更新し、トンネル内や換気所周辺の環境負荷低減を図る。
受注した工事は、電気集じん機、補機類、制御盤類の取替および既設設備の撤去を行うもの。契約金額は11億3,700万円(税抜)で、契約工期は2026年1月16日から2028年9月26日まで。入札結果は阪神高速道路が1月15日付で公表している。
自動車トンネルでは、車両の走行に伴う摩耗粉じんや排気ガスに含まれる浮遊粒子状物質(SPM)などが発生するため、トンネル内をはじめ坑口、換気所周辺の環境対策が必要となる。電気集じん機は、こうしたトンネル換気設備における主要な環境対策設備の一つである。
電気集じん方式では、排気中の粉じん粒子を帯電部のコロナ放電によって帯電させ、その後、集じん部で静電気力により集じん極板へ吸引・捕集する。これにより、換気によって排出される粉じんの低減を図る。
大同特殊鋼は、自動車からの大気汚染物質排出量について今後も環境対策が課題となることに加え、ガソリン車を合成燃料化した場合でも排気ガスが発生することから、トンネル環境対策設備の需要は継続するとみている。今回の更新工事を通じ、阪神高速道路のトンネル環境対策に貢献する。
■工事概要(項目・内容)
工事名:トンネル環境対策設備更新工事(2025-山手)
発注者:阪神高速道路
施工場所:阪神高速31号神戸山手線 蓮宮換気所、中央換気所
工事内容:電気集じん機、補機類、制御盤類の取替・撤去
契約金額:11億3,700万円(税抜)
契約工期:2026年1月16日~2028年9月26日
受注者:大同特殊鋼