荏原製作所、韓国Doosanとガスタービン駆動遠心コンプレッサを共同開発

・LNG市場向け、2028年初頭の市場投入を目指す

荏原製作所のエネルギーカンパニーであるEbara Elliott Energy(EEE)と韓国の大手重工業メーカー、Doosan Enerbilityは8月21日、液化天然ガス(LNG)市場向けの新たなガスタービン駆動遠心コンプレッサの共同開発に向け、基本合意書(MOU)を締結したと発表した。

今回の協業では、Doosanが有する大型ガスタービン技術と、EEEが長年培ってきたコンプレッサなど回転機械の技術を組み合わせる。ガスタービンとコンプレッサを初期設計段階から一体的に統合・最適化することで、LNGプラント事業者向けに高効率で信頼性の高いコンプレッサシステムの提供を目指す。

両社は今後、2028年初頭の市場投入を見据えて技術的な検証を進めるとともに、世界各地のLNGプロジェクトを対象とした共同営業活動にも乗り出す。

LNGプラントでは、天然ガスの圧縮工程などに大型コンプレッサが使用される。今回の共同開発は、ガスタービンとコンプレッサを個別に設計するのではなく、両者を初期段階から統合することで、設備全体の効率や信頼性の向上を狙う取り組みとなる。

荏原グループは、長期ビジョンおよび中期経営計画に基づき、事業活動を通じた社会課題の解決と持続可能な社会の実現を掲げている。今回の協業を通じ、LNG関連設備における回転機械ソリューションの競争力を高め、世界のエネルギー市場での事業拡大につなげる考えである。

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