・2029年竣工目指す
タダノは、高松市朝日町の臨海エリアに、本社移転を目的とする約10万㎡の新用地を取得した。高松港に面した海上輸送に利便性の高い立地を生かし、新本社の整備に加えて生産拠点としての活用も検討する。2029年の竣工を目指す。
同社は8月25日、高松市朝日町五丁目の用地を取得したと発表した。敷地面積は約10万㎡で、現在の高松事業所とほぼ同規模。取得価額は非公表としている。
現在の高松事業所は1959年に開設。長年にわたり地域に支えられながら操業してきたが、建物の老朽化に加え、周辺で住宅開発が進んでいることから、移転を検討していた。
新たに取得した用地は高松港に面しており、同社製品の海上輸送に適した立地となる。輸送効率の向上や環境負荷低減など、サステナブルな事業活動にもつながる拠点として活用する。
新本社については、「お客様の安全と地球環境に配慮した新たな価値を提供する業界のリーディングカンパニー」にふさわしい拠点を目指す。働きやすく、社員が働きたくなるオフィス環境を整備し、社員エンゲージメントの向上を図るとともに、成長戦略を支える新たな人材の確保や地域とのつながりを意識した施設とする考えだ。
また、取得用地は本社社屋だけでなく、生産拠点としての活用も検討する。具体的には、造船向けジブクレーンの組み立て作業などを想定しており、物流機能と生産機能を備えた新たな事業基盤の構築につなげる。
本社移転計画の具体的な内容や、高松事業所全体の将来計画については今後検討を進め、決定次第公表する。
■取得用地の概要
- 所在地:香川県高松市朝日町五丁目430番4
- 敷地面積:約10万㎡
- 取得価額:非公表
- 主な用途:新本社、生産拠点などを検討
- 竣工目標:2029年
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