クボタ、北米投資を継続、カンザス州サライナでSVL75-3コンパクトトラックローダー初号機がラインオフ

クボタ・ノース・アメリカ(Kubota North America) :2026年8月18日

テキサス州グレープバイン(Grapevine)、クボタ・ノース・アメリカ(Kubota North America)は本日、米国への投資をさらに強化する一環として、子会社であるグレート・プレインズ・マニュファクチャリング(Great Plains Manufacturing)のカンザス州サライナ(Salina)拠点における建設機械製造体制の拡充を発表した。同日、記念式典が開催され、この動きが公式にスタートした。

今回の拡充により、米国で最も売れているコンパクトトラックローダー*であるSVL75-3が、既存のSVL65-2と同じ生産ラインで混流生産方式により組み立てられる。これによりクボタは、顧客およびディーラーにより近い場所で生産を拡大し、米国・カナダのサプライチェーンを強化、グローバル調達部品を活用しつつ北米での製品製造を拡大するという戦略を一層推し進める。

式典にはクボタ関係者と地元・州の代表者が参加した。ジェリー・モラン(Jerry Moran)米上院議員(カンザス州共和党)は「カンザス州は高度な技能を持つ労働力と強固な製造業を擁しており、グローバル企業が当州への投資を続けることはその証左だ。グレート・プレインズでのクボタの拡充はサライナに熟練した雇用をもたらし、カンザスを設備イノベーションの拠点としてさらに強固なものにする。クボタがカンザスでの存在感を高める決断を歓迎し、この拡充が州経済と地域社会にもたらす好影響に期待している」と述べた。

クボタ・ノース・アメリカ社長のトッド・スタッケ(Todd Stucke)は「中西部での今回の拡充は、全米のディーラーと顧客により良いサービスを提供するためのものだ。カンザス州の拠点から米国で最も売れているコンパクトトラックローダーの生産量を増やすことで、顧客需要に迅速かつ効率的に応える体制を強化する。これは米国のインフラに投資し、クボタの未来に投資する取り組みであり、クボタ機器を日々頼りにしている人々の近くに製造拠点を置くことだ。リーダーシップの地位を固め、私たちが奉仕する地域社会へのコミットメントを改めて示すものだ」と語った。

今年初め、クボタ・ノース・アメリカはカンザス州サライナで、北米向け建設機械の設計・エンジニアリングに特化した新しいコンパクト建設機械試験センターの起工を発表している。完成後は、実際の建設現場を再現した厳しい性能・耐久性・信頼性試験を実施可能となり、プロのオペレーターやフリート顧客の期待に応える体制が整う。
 
これらの拡充プロジェクトは戦略的に相乗効果を発揮し、サライナを拠点とするグレート・プレインズ・マニュファクチャリングの建設機械拠点化を進めている。建設機械アタッチメントの開発は2016年に始まり、2021年には建設機械研究開発北米拠点(Construction Equipment Research and Development North America、CERDNA)が設立された。クボタは近年、サライナにおける建設機械関連インフラ投資として総額3億ドル超を発表している。

北米は世界最大のコンパクト建設機械市場であり、クボタはカンザス州サライナでの製造拠点拡充に加え、クボタ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ(Kubota Manufacturing of America)の本社があり、ジョージア州ゲインズビル(Gainesville)およびジェファーソン(Jefferson)に複数の施設を有する北ジョージア地域での拡充にも引き続き取り組む。

北米製造ユニット統括のブライアン・アーノルド(Brian Arnold)は「サライナのグレート・プレインズに新設・拡充された生産ラインは、熟練の技能、卓越したオペレーション、精密なエンジニアリングを融合させたクボタ製造プロセスの粋を集めたものだ。カンザスのチームは全米の顧客に信頼される機器を提供することに誇りを持っており、今回の拡充により能力をさらに高め、顧客が期待する品質と一貫性を届けられるようになる。北米でのオペレーションを強化することで、クボタは持続的な成長と市場リーダーシップを長期にわたり維持する体制を整える」と述べた。

■クボタ・ノース・アメリカ・コーポレーションについて

クボタ・ノース・アメリカ・コーポレーション(Kubota North America Corporation、KNA)はテキサス州グレープバインに本社を置き、米国およびカナダにおけるすべてのKNA企業の中核的ビジネスハブとして、クボタの全事業領域にわたるリーダーシップ資源と人材をつなぐ役割を果たしている。大阪に本社を置くクボタ株式会社(Kubota Corporation)とその子会社は、トラクター、建設機械、芝刈り・園芸機器、牧草関連機器、およびそれらに適合する各種インプルメントなど幅広い機械を製造・販売している。製品カタログやディーラー情報については、クボタ・ノース・アメリカ(住所:1000 Kubota Drive, Grapevine, TX 76051、電話:(888)4-KUBOTA[(888)458-2682]、内線900)まで、またはkubotausa.comもしくはKubota.caを参照。

■グレート・プレインズ・マニュファクチャリングについて

グレート・プレインズ・マニュファクチャリング(Great Plains Manufacturing)は1976年に設立され、世界で2,300人超の従業員を擁する。同社は4つの事業部門で構成される。グレート・プレインズ・アグ(Great Plains Ag)は土壌管理・播種機器やその他の農機具を製造。ランド・プライド(Land Pride)は芝刈り機、ロータリーティラー、ロータリーカッター、土工機器、建設機械アタッチメントなどのグランドメンテナンス用具を製造。グレート・プレインズ・インターナショナル(Great Plains International)は同社製品を世界各地で販売。グレート・プレインズCE事業部(Great Plains CE Division)は建設業界向け動力機器を製造する。米国で製造されるすべてのクボタ製品にはグローバル調達の部品が使用されている。クボタの子会社であるグレート・プレインズ・マニュファクチャリングはカンザス州サライナに本社を置く。

*トラックローダーに関する注記:「米国で最も売れているコンパクトトラックローダー」の表記は、EDA/UCCデータに基づき、2021年1月1日から2025年12月31日までの米国における新車コンパクトトラックローダー販売実績による。

ニュースリリース