オキサイド、データセンター向けファラデー回転子を増産

・第6工場に14億5,500万円投資、27年2月期下期に稼働開始予定

オキサイド(山梨県北杜市)は8月19日、生成AIの普及拡大を背景としたデータセンター向け光通信市場の成長に対応し、ファラデー回転子の生産能力を増強する。第6工場(山梨県北杜市)に関連する生産設備を導入する計画で、投資額は14億5,500万円。2027年2月期下半期中の稼働開始を予定している。

今回の設備投資は、8月19日開催の執行役員会で決定した。生成AIの利用拡大に伴い、データセンター内およびデータセンター間の通信では高速・大容量化が進展している。これを受け、高速・大容量通信を実現する光トランシーバーの需要が急速に拡大しており、同時に光トランシーバーの安定動作に必要となるファラデー回転子の需要も増加している。

ファラデー回転子は、光トランシーバーに搭載される光アイソレータの中核部品。光の偏光面を回転させ、偏光板と組み合わせることで、レーザ光源や光回路を反射光から保護する。光通信システムの安定性や信頼性を確保するうえで重要な部品となっている。

オキサイドは、長年培ってきた単結晶育成技術を活用してファラデー回転子を展開しており、今回の増産投資によって需要拡大への対応と供給能力の強化を図る。

同社は、データセンター向け光通信市場を新領域事業の成長機会の一つと位置付けており、今回の設備投資を通じて市場拡大を取り込み、中長期的な企業価値の向上につなげる考え。

■設備投資の概要
▽投資場所=第6工場(山梨県北杜市、予定)
▽対象=ファラデー回転子の増産に係る生産設備
▽取得価額=14億5,500万円(予定)
▽稼働開始=2027年2月期下半期中(予定)

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