カヤバ(KYB )は7月2日、生産ラインにおける品質安定化と検査業務の省力化を目的としたAI外観検査ツールを内製開発したと発表した。製品の個体差や検査環境の変化に強いAI検査技術の量産適用を進めるとともに、多様化する生産ラインの自動外観検査ニーズに迅速に対応できる汎用性の高いツールとして開発した。
同ツールは、カメラやPLC(Programmable Logic Controller)などの各種機器との接続機能を備え、画像の前処理、AI推論、後処理を自由に組み合わせて検査システムを構築できるモジュール構成を採用した。設備や検査対象に応じた柔軟なシステム構築が可能で、生産ラインへの適用性を高めている。
また、直感的なユーザーインターフェースを採用したことで、高度なAIや画像処理の専門知識がなくても検査システムの構築・運用が行えるようにした。この結果、従来と比べて開発期間を最大80%短縮できるとしており、生産現場への導入スピード向上が期待される。
同社はすでに国内工場への導入を進めており、品質のさらなる安定化と検査工程の効率化を図る。今後もAIを活用した検査技術や生産技術の高度化を推進し、品質向上と省力化を両立する持続可能なものづくりに取り組む方針。
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