・2029年3月竣工へ
任天堂(京都市南区)は6月25日、京都市南区で建築を進める新たな研究開発拠点「技術開発棟(Nintendo Co., Ltd. Technology Development Center)」の概要を公表した。建物建設費は概算で約1,210億円を見込み、2029年3月の竣工を予定する。ソフトウェア・ハードウェアの研究開発機能を集約・強化し、将来の事業成長を支える中核施設として位置付ける。
同施設は、従来「本社第二開発棟(仮称)」として計画されていた社屋の正式名称を変更したもの。建設地は、京都市が公募型プロポーザル方式で有効活用事業者を募集していた旧市有地で、任天堂は2022年4月に事業者として選定され取得していた。
技術開発棟は、ゲーム専用機やソフトウェア開発を支える研究開発拠点として整備される。施設内には開発者向けオフィスに加え、開発用サーバー設備などを導入し、今後必要となる研究開発環境やインフラを段階的に拡充していく計画だ。
任天堂は、世界市場に向けたハード・ソフト一体型の事業展開を進めており、新拠点整備を通じて開発力や技術基盤を強化する考え。研究開発への継続投資を通じ、「任天堂ならではのユニークな娯楽」の創出を加速するとしている。
同社は1889年創業。1983年のファミリーコンピュータ発売以降、家庭用ゲーム機およびソフトウェア事業を展開してきた。現在はNintendo Switch 2を含む製品群を世界展開しており、累計でハードウェア8億7,000万台超、ソフトウェア61億本超を販売している。
■計画概要
・事業名:任天堂株式会社 技術開発棟 建設計画
・施設名:任天堂株式会社 技術開発棟(Nintendo Co., Ltd. Technology Development Center)
・事業主体:任天堂株式会社
・所在地:京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1
・用途:ソフトウェア・ハードウェア研究開発拠点(オフィス、開発用サーバー設備等)
・建築面積:6,084.00㎡
・延べ面積:49,305.87㎡
・建物高さ:67.570m(塔屋除く)
・構造・規模:地上9階、地下1階
・総建設費:約1,210億円(現時点概算)
・竣工予定:2029年3月
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