ロジスネクスト(京都府長岡京市)は6月17日、AI画像処理技術を手掛けるレグラス(東京都新宿区)との戦略的パートナーシップを強化すると発表した。両社の技術・リソースを結集し、国内物流現場における安全性と生産性の向上に向けたソリューション開発を加速する。
レグラスは、画像認識や解析を中核とするAI技術を強みとし、製造・物流分野での省人化や品質向上、安全対策に寄与するシステムを展開。一方、ロジスネクストはフォークリフトや無人搬送システムなどを軸に、港湾から倉庫、工場まで幅広い物流シーンをカバーする総合物流機器メーカーで、「安全」「自動化」「脱炭素」をキーワードに事業を展開している。
両社はこれまでも協業を進めており、レグラスのAI人検知システム「OmniEye(オムニアイ)」をフォークリフトに搭載した安全システムを2022年4月から販売。車両制御と連動した危険回避機能が評価され、国内累計搭載台数は1,000台を超えている。今後は適用車種の拡大と機能高度化を図るとともに、海外市場への展開も視野に入れ、グローバルでの安全対策を強化する。
今回のパートナーシップ強化により、両社はフォークリフトをはじめとする物流機器にAI・画像処理技術を組み合わせた新サービスの創出を推進。共同ロードマップの策定を通じて、安全分野にとどまらず、作業効率化や自律化など周辺領域への展開も進める方針だ。安全プラットフォームの構築を見据え、現場データの活用による付加価値創出にも取り組む。
レグラスの酒井社長は「空間認識技術と物流ソリューションの融合により、安全性と生産性のさらなる向上を実現する」とコメント。ロジスネクストの間野社長も「OmniEyeは高い評価を得ており、今後は機能強化と適用拡大を進め、国内外で安心・安全と自動化の実現に貢献する」としている。
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