・最大30人分に対応、厨房の省人化ニーズに対応
ソフトバンクロボティクス(東京都港区)は6月17日、大容量自動調理ロボット「BOTINKIT Omni(ボッティンキットオムニ)」の販売を開始した。調理ロボットのラインアップを拡充し、外食や給食、社員食堂などにおける人手不足や業務効率化ニーズへの対応を強化する。
飲食業界では慢性的な人手不足や人件費の上昇を背景に、省人化とオペレーション効率化への要求が高まっている。加えて、セントラルキッチンやホテル、社食などでは、調理品質の均一化と大容量調理への対応が課題となっている。
今回投入した「BOTINKIT Omni」は、最大30人分の調理に対応する大容量タイプ。シェフの鍋操作や火加減、味付けをプログラムで再現し、13種類の調味料を自動投入する機能を備える。独自の3D立体調理と高精度温度制御により、中華・和食・洋食・エスニックなど幅広いメニューに対応可能とした。
また、調理後は鍋が自動で傾き、盛り付け作業を補助する設計とし、作業負担の軽減を図る。社員食堂や給食施設など、大量調理を必要とする現場での活用を見込む。安全面では米国のFDA、NSF、UL、FCC認証に加え、日本の食品安全認証を取得している。
同社はこれまで培ったロボット導入・運用支援のノウハウを生かし、厨房環境や提供メニューに応じた最適な機種提案を行うことで、調理現場の自動化と品質安定化を支援していく方針だ。
なお、同製品は6月17日から東京ビッグサイトで開催される「健康経営EXPO 2026」(19日まで)に出展される。会場では蒸式調理ロボット「STEAMA」、炎式調理ロボット「FLAMA」とともに展示し、調理デモや試食を通じて省人化ソリューションを訴求する。
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