・操作の簡素化と多用途性を実現
ディア社(Deere & Company):2026年6月9日
オレイサ(カンザス州)、ディア社は本日、ユーティリティトラクターとして初となる電子制御式「eHydro(イーハイドロ)」トランスミッションを搭載した最新の「5E 3気筒(5E 3-Cylinder)トラクター」を発表した。使いやすさ、多用途性、および高いパフォーマンスを主眼に設計されており、あらゆる熟練度のオペレーターが幅広い作業をこなすことを可能にしている。
ジョン・ディ(John Deere )の5シリーズトラクター部門ゴー・トゥ・マーケット・マネージャーであるマーク・デイビー(Mark Davey)氏は、「新型5E 3気筒トラクターは、熟練のオペレーターから初めて運転席に座る初心者まで、あらゆる作業を直感的に行えるよう設計されている。習熟に要する時間を短縮することで、顧客はより迅速に作業を開始し、高い自信と効率性を持って操縦できるようになる」と、その開発意義を強調する。
■ 画期的な「eHydro」トランスミッションの特長と機能
同クラスのトラクターとしては初となるジョン・ディア製の電子制御静油圧駆動(HST)を採用した「eHydro」トランスミッションは、操作の簡素化と効率向上を目的とした以下の高度な機能を備えている。
・ツインタッチ(TwinTouch)ペダル:前後進のコントロールをより簡素かつ快適に実現
・自動車並みのクルーズコントロール:地形に関わらず一定の走行速度を維持
・スピードマッチ(SpeedMatch):オペレーターが希望する最大移動速度を維持
・ロードマッチ(LoadMatch):エンジンとトランスミッションが相互に通信し、高負荷作業時におけるトラクターのエンストを防止
・モーションマッチ(MotionMatch):加速および減速のレスポンスを柔軟に調整
・速度統御システム:オペレーターを問わず、安全かつ制御された運行を保証
デイビー氏は、「eHydroトランスミッションは一連のインテリジェントな機能を統合したものであり、トラクターの直感性と効率性を高め、生産性の向上とオペレーターの疲労軽減を両立させる」と述べている。
■ 地方のライフスタイルや特殊農業分野への最適化
新型5E 3気筒トラクターは、地方でのライフスタイルを楽しむ土地所有者やパートタイムの生産者から、苗木業者、特殊作物(果樹・野菜等)の生産農家まで、幅広い顧客層をターゲットにしている。これらのオペレーターは、操作の複雑さを増すことなく、多様な作業に対応できる機械を求めている。
信頼性に焦点を当てた同トラクターは、オペレーターがより短い時間で多くの成果を上げることを支援し、どのような作業であっても、日々安定したパフォーマンスを確実にする。
デイビー氏はさらに、「5E 3気筒トラクターは、顧客が日々どのようにトラクターを実際に使用しているかを深く理解した上で設計された。地方の所有地、苗木園、あるいは特殊作物の農場であっても、顧客はさまざまなタスクを処理するために、信頼性と多用途性を備えた機器を必要としている」と付け加えた。
■ 生産性と快適性を高める追加のアップデート機能
今回のモデルチェンジでは、以下の改良点も導入されている。
・ゴーホーム(Go-home)ライティング:低照度条件下でも、目的地まで安全に移動できるよう外部照明の点灯時間を延長
・小型化されたステアリングホイール:操作時の快適性を向上
・電気接続部の改良:配線接続部やハーネスへの異物混入リスクを低減
・旋回式シート(一部のキャビン仕様車で利用可能):ローダー作業や後部インプルメント(作業機)を用いた作業時における視認性と快適性を向上
デイビー氏は、「当社の顧客は長時間を機器の操縦に費やすため、快適性とパフォーマンスを向上させる機能の搭載は不可欠である。ゴーホームライティングや小型ステアリングホイール、旋回式シートの刷新などは、オペレーターが一日中、周囲への注意を保ちながら快適に過ごすために寄与する」としている。
ジョン・ディアは、コストを削減しながら農家の生産性を高める支援を引き続き推進していく。「eHydro」トランスミッションを搭載した新型5E 3気筒トラクターは、あらゆる作業形態の顧客に対し、使いやすく、よりスマートで信頼性の高い機械を提供するものである。
なお、新型5E 3気筒トラクターの詳細な機能確認および注文については、公式ウェブサイト(JohnDeere.com)または現地のジョン・ディアディーラーへの問い合わせを呼びかけている。
■ ジョン・ディア(John Deere)について
トラクターの運転経験や芝刈り、ブルドーザーの操作経験の有無に関わらず、ジョン・ディアは食料、繊維、燃料、そしてインフラの生産を支援する役割を通じて、地球上のすべての人々のために貢献している。約200年前の鋼鉄製の製 plow(すき)から始まった同社は、現在、農業、建設、林業、芝管理、パワーシステムなどの分野でイノベーションを牽引している。
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