日本精工、MEX金沢2026に出展、AIグリッパや状態監視など次世代技術を紹介

日本精工(NSK)は4月23日、石川県産業展示館(金沢市)で5月14日から16日まで開催される「MEX金沢2026(第62回機械工業見本市金沢)」に出展すると発表した。コア技術を基盤とした新価値創出をテーマに、AIやセンシングを活用した製品・ソリューションを披露する。

MEX金沢は北陸最大級の機械工業見本市で、金属加工機械や電機・電子機器などの展示を通じ、技術交流と産業振興を図る。今年は「心躍るテクノロジー 未来がここから動き出す」をテーマに開催される。

日本精工の出展コンセプトは「Bearings & Beyond」。軸受を中心としたコア技術の深化に加え、新市場・新領域での価値創出を掲げ、「変わる 超える」をキーワードに社会課題の解決と持続的成長を目指す姿勢を示す。

■主な展示内容は以下の通り。
 「アダプティブAIグリッパ」は、対象物の柔軟性やサイズに応じて把持力を細かく制御し、人の手のような優しい把持を実現するロボットハンド。AI制御によりリアルタイム調整が可能で、同展示会では初披露となる参考出展品。

 「食用油劣化抑制フィルター」も参考出展として初披露する。揚げ物調理などで使用する食用油の寿命を最大3割延長し、食品加工業や外食産業におけるコスト削減に寄与するろ過機向け製品。

 また、市場投入済みの「状態監視ソリューション」では、AIと設備診断の知見を融合し、設備保全の最適化や省人化、品質向上を実現するシステムを紹介する。

 同社ブース番号は「4-093」。入場は無料。展示時間は10時から17時まで(最終日は16時まで)。

 日本精工は1916年に国内初の軸受を生産して以来、軸受や自動車部品、精機製品で事業を拡大。現在は約30カ国に拠点を展開し、軸受で世界第3位の地位を持つほか、ボールねじや電動パワーステアリングなどでも高い競争力を有している。

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