コネクレーンズ、トーゴ・ロメ港コンテナターミナル向けにリフトトラック9台を追加供給

・西アフリカの物流拠点で設備更新と処理能力強化

コネクレーンズ(Konecranes)は :2026年4月21日

コネクレーンズは4月21日、トーゴのロメ・コンテナ・ターミナル(Lomé Container Terminal:LCT)向けにリフトトラック9台を供給すると発表した。内訳はリーチスタッカー2台と空コンテナハンドラー7台で、2026年第2四半期に納入予定。設備更新と取扱量増加への対応を図るとともに、両社の長期的な協力関係をさらに強化する。

LCTは西アフリカ有数の物流ゲートウェイとして、域内貨物およびトランシップ貨物を大量に取り扱う拠点。すでに同ターミナルでは、電気バスバー給電と補助発電機を組み合わせたコネクレーンズのRTG(Rubber Tyred Gantry)32基を含む大規模な同社製機材を運用している。

今回導入されるのは、コネクレーンズSMV 4632 TC5リーチスタッカー2台と、SMV 7/8 ECC90空コンテナハンドラー7台。リーチスタッカーはヤード内でのコンテナ荷役に使用され、空コンテナハンドラーは空コンテナの効率的な積み上げや再配置を担う。供給にあたっては、西・中央アフリカで販売およびアフターサービスを展開する地域ディストリビューターのパターソン・サイモンズ(Paterson Simons)が支援する。

これら新機種は既存の老朽化したコネクレーンズ製リフトトラックの更新として導入される。高い処理性能に加え、安全性と人間工学に配慮した設計により、オペレーターの作業環境を向上させる。また、遠隔監視システム「トゥルーコネクト(TRUCONNECT)」を搭載し、リアルタイムで機器状態を把握することで予防保全を支援し、稼働率の最大化を図る。さらに、グローバルサービスネットワークと地域サポートにより、貨物量増加下でも安定したオペレーションを維持する。

LCTの技術担当ディレクターであるベルナール・アブード(Bernard Abboud)氏は「コネクレーンズの機器は長年にわたり当社のオペレーションで高い信頼性を発揮してきた。今回の増強により地域物流ハブとしての成長を後押しする。顧客ポータル『ユア・コネクレーンズ(yourKONECRANES.com)』を通じたデータ可視化により、技術チームは機器の状態や性能をより深く把握できる」とコメントした。

ロメ・コンテナ・ターミナルは2014年の開業と同時にコネクレーンズとの協業を開始。設備拡充とともに関係を強化してきた。パターソン・サイモンズとの連携も、現地サービス体制の確立と設備の安定稼働に寄与している。

コネクレーンズのジョン・エリッソン(John Elisson)中東・アフリカ地域マネージャーは「本案件はヤード内の多様な荷役ニーズに対応するバランスの取れた機材構成となる。パターソン・サイモンズとの長年の協業により、ロメ港の運用条件に即した最適な提案が可能となった」と述べた。

コネクレーンズはマテリアルハンドリング分野のグローバル企業で、デジタル化や技術開発への投資を通じて効率的な物流フローの実現と脱炭素化、循環性、安全性の向上に取り組んでいる。2025年のグループ売上高は42億ユーロ。世界50カ国以上で約1万6,500人の従業員を擁し、ナスダック・ヘルシンキに上場している。

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