・半世紀以上にわたり国内外で導入、500基目はベトナム・Phuoc An Port向け
三井E&Sは10月9日、岸壁用コンテナクレーン「三井-PACECOポーテーナ」の累計出荷が500基に達したと発表した。節目となる500基目は、ベトナムのPhuoc An Port向けに出荷される。
「三井-PACECOポーテーナ」は、米国のPACECO社との技術提携により1967年に日本初の岸壁用コンテナクレーンとして登場し、神戸・摩耶埠頭に初号機が納入された。その後、1973年に初の海外向けクレーンを出荷して以来、半世紀以上にわたり国内外で導入が進み、これまでに30か国、200以上のターミナルに納入されている。
同社は、ヤード用コンテナクレーン「三井-PACECOトランステーナ」においても、環境対応技術を先行的に展開。電動式やハイブリッド型に加え、水素を燃料とするゼロエミッション型「トランステーナ」を開発しており、遠隔操作・自動化技術の開発も推進している。
三井E&Sは今後も、環境性能と操作性を高めた高品質な製品を市場に提供し、港湾物流の効率化と脱炭素化に貢献していく方針。
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