・技術教育プログラムや従業員ボランティア活動を通じ、持続可能な社会づくりを推進
カミンズ(Cummins) :2026年7月20日
カミンズは、コマツ(Komatsu)とのグローバルな企業の社会的責任(CSR)活動に関する協力関係を更新し、世界各地の地域社会支援への取り組みを強化すると発表した。
両社は2015年以降、地域社会が抱える課題解決と持続的な発展を支援するため協働してきた。今年初めには、グローバルCSR協定を更新し、カミンズのジェニファー・ラムジー会長兼CEO(Jennifer Rumsey)と、コマツの今義卓也社長兼CEOが協定書に署名した。
今回の更新により、両社は従業員が生活し働く地域社会において、より良い変化を創出するという共通の理念を改めて確認した。
■技術教育プログラムで次世代人材を育成
両社の協力活動の中核となっているのが、カミンズの「TEC(Technical Education for Communities)」である。同プログラムは、需要が高まる技術職に必要な技能を学生に提供するグローバルな技術教育・人材育成プログラム。
コマツとの連携によるTECプログラムでは、これまでに1200人以上の学生が修了しており、地域の人材供給基盤の強化や、将来の技術職人材育成に貢献している。
■豪州と米国で従業員が地域貢献活動
協定更新を記念し、両社の従業員はオーストラリア・ブリスベンと米国イリノイ州ピオリアでボランティア活動を実施した。
ブリスベンでは、ランドケア・オーストラリア(Landcare Australia)と連携し、オクスリー・クリーク(Oxley Creek)周辺の環境再生活動を支援。従業員らは植樹活動や生態系保全活動に参加し、地域環境の改善と持続可能な未来づくりに取り組んだ。
一方、ピオリアでは、ミッドウエスト・フードバンク(Midwest Food Bank)と協力し、食料支援および災害対応活動を実施した。両社の従業員は、地域の食品配布施設向けに2万3000食以上の「テンダー・マーシーズ(Tender Mercies)」食料セットを梱包したほか、将来の災害発生時に被災地域を支援するための復旧用バケットの準備作業にも協力した。
■10年以上にわたる協力関係を継続
今回のボランティア活動は、10年以上にわたり両社が共有してきた価値観を反映したものとなる。
カミンズとコマツは今後も、技術教育による人材育成や従業員による地域貢献活動を通じて、世界各地のコミュニティー支援を継続していく方針である。
<執筆者プロフィール>
ジム・シャクト(Jim Schacht)氏
カミンズのコーポレート・レスポンシビリティ担当副社長。世界各地域における同部門を統括するとともに、カミンズ財団(The Cummins Foundation Inc.)のCEOも務める。
これ以前は、北米地域におけるカミンズのコミュニティー・リレーションズおよび企業寄付活動担当エグゼクティブディレクターを務めた。また、持続可能な水資源を通じて地域社会の強化を目指すグローバル環境プログラム「カミンズ・ウォーター・ワークス(Cummins Water Works)」の設計、設立、立ち上げにも携わった。
2010年にカミンズへ入社後、グローバル市場におけるマリンおよびオイル&ガス部門のエグゼクティブディレクター兼ゼネラルマネージャー、さらに企業共通サービス組織であるカミンズ・ビジネス・サービス(Cummins Business Services)のエグゼクティブディレクターを歴任した。
カミンズ入社以前は、通信業界および投資銀行業界で複数の職務を経験。トリニティ・カレッジ(Trinity College)で哲学学士号、ハーバード大学(Harvard University)で経営学修士号(MBA)を取得している。サリー夫人(Sally)との結婚生活は34年に及び、4人の成人した子どもを持つ。
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