日清製粉、 「みらい共創キッチン」をコンセプトとした新たな開発拠点「用賀オフィス」を建築、事業競争力を強化

・神田錦町本社ビルのリニューアルも実施

 ㈱日清製粉グループ(東京都千代田区)は5月20日、将来にわたる 事業競争力の強化に向けて、「みらい共創キッチン」をコンセプトとした新たな開発拠点(用賀オフ ィス(仮称)を東京都世田谷区用賀に建築すると発表した。また、用賀オフィスの建築と合わせて神田錦町本社ビルの近隣に新オフィスを建築するとともに、 神田錦町本社ビルのリニューアルを実施することも併せて発表した。従業員一人ひとりの多様な働き方を実現するオフィス 環境を再構築する。

 用賀オフィスでは、日清製粉、㈱日清製粉ウェルナ、日清製粉プレミックスの開発施設を同一フロアに集約し、社内外の人が集い、活発な意見交換を通じてみらいを共に 創るキッチンとしてさらなる開発力の発揮を目指すとともに、グループシナジーの創出を図っていく。また、環境政策を経営の重要課題としている日清製粉グループでは、用賀オフィスを環境配慮型オフ ィスとする予定であり、環境省が定めるZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)基準で基準建築 物比75%省エネとなる「Nearly ZEB」の達成を目指す。外観は食品のもつ自然な風 合い、温かさをモチーフとして周辺環境と調和した設計とするほか、敷地内の樹木を極力残し緑豊 かな施設として2026年度の竣工を見込んでいる。

 日清製粉グループは1900年の創業以来、製粉事業を起点に事業の多角化を推進し、主要食糧であ る小麦粉の安定供給をはじめ、様々な製品の供給を通じて広く社会に貢献してきた。創業 125周年を迎える2025年には、岡山県倉敷市水島地区に建設中の新製粉工場が稼働する予定であり、本社地区オフィス体制の再構築とあわせて将来の事業競争力を高めるための施策を積極的に推進していく。

<用賀オフィスの概要 >
所在地:東京都世田谷区用賀一丁目 8-16
(最寄駅 田園都市線 用賀駅、桜新町駅)
規模:敷地面積 約 7,000 m²
延床面積 約 10,000 m²(予定) 地上 5 階、地下 1 階(予定)

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