アイダエンジニアリングが11月10日に発表した2021年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、受注高については、第1四半期に新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業・サービス活動の制限により受注が大幅に減少した。第2四半期には回復に転じたが、顧客の設備投資意欲は依然として弱く受注高は20,502百万円(前年同期比30.8%減)、受注残高は38,841百万円(前年度末比11.9%減)となった。
売上高も、第2四半期より回復に転じたが、第1四半期における新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業・サービス活動の制限や生産工場の操業停止・縮小による生産・出荷の延期等の影響大きく、25,761百万円(前年同期比24.8%減)となった。
利益面では、減収により営業利益が1,543百万円(同49.0%減)、経常利益は1,620百万円(同49.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は工場の操業停止・縮小に伴う特別損失計上等により763百万円(同66.2%減)となった。
4~9月期における世界経済は、第1四半期において新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響で大きく落ち込んだ。その後経済活動の再開により第2四半期から景気は回復しつつあるものの、欧米における感染再拡大懸念に加え、貿易摩擦や米中対立等、先行きは不透明感が強まっている状況。鍛圧機械製造業界においては、国内、海外ともに受注が減少し、4~9月の受注は前年同期比43.3%減の36,643百万円(一般社団法人日本鍛圧機械工業会プレス系機械受注額)となった。
■セグメント別業績
日本: 主に第1四半期において新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業活動の制限や生産・出荷の延期等によりプレス機械売上が減少したことが影響し、売上高は18,749百万円(前年同期比22.8%減)となり、セグメント利益は減収等により1,114百万円(同51.4%減)となった。
中国: 感染収束により第1四半期より工場は正常に稼働しているため、売上高は2,944百万円(前年同期比3.8%増)となった。セグメント利益は原価率の改善等により57百万円(同131.0%増)となった。
アジア: 主に第1四半期において営業・サービス活動の制限や工場稼働停止によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は3,734百万円(前年同期比12.5%減)となり、セグメント利益は減収および原価率の悪化等により311百万円(同46.9%減)となった。
米州: 主に第1四半期において営業・サービス活動の制限によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は4,455百万円(前年同期比23.1%減)となり、セグメント利益は減収等により240百万円(同24.3%減)となった。
欧州: 主に第1四半期において工場の稼働停止に伴う生産の延期やサービス活動制限によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は3,496百万円(前年同期比39.1%減)となり、セグメント損益は減収等により105百万円の損失(前年同期はセグメント損失52百万円)となった。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想については、受注の回復が当初想定より遅れていることから、売上高を61,000百万円から59,000百万円に変更している。利益については、原価低減等のコストダウンにより減収影響を吸収することを見込み、当初予想から据え置いている。
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