・通期見通しを上方修正
ヘリオス・テクノロジーズ(Helios Technologies, Inc.):2026年8月10日
ヘリオス・テクノロジーズ(以下「ヘリオス」または「同社」)は、2026年7月4日締め第2四半期の決算を発表した。高度に設計されたモーションコントロールおよび電子制御技術のグローバルリーダーである同社は、収益性の高い売上成長の勢いを維持し、通期見通しを引き上げた。
第2四半期の売上高は2億3,200万ドルで、前年同期比9%増となった。事業売却と為替影響を除いたプロフォーマベースでは16%増。電子部門はプロフォーマで19%増、油圧部門は14%増を記録した。売上総利益は前年同期を1,300万ドル上回り、このうちネットIEEPA関税還付による恩恵が100万ドル含まれている。売上総利益率は34.6%と、前年同期比280ベーシスポイント(bps)改善した。
希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.66ドルで前年同期比94%増、調整後希薄化後EPSは0.88ドルで同49%増となった。営業活動によるキャッシュフローは第2四半期として過去最高の4,200万ドル(前年同期比13%増)を計上し、フリーキャッシュフローは3,100万ドルを確保した。ネットデット対調整後EBITDA倍率は1.4倍まで低下し、前年同期の2.6倍から大幅に改善した。
同社は株主に対し、118回連続となる現金配当を実施。第2四半期には自社普通株を600万ドル分買い戻した。直近12カ月間の株主還元総額は前年同期比71%増加している。通期見通しの上方修正により、中間値ベースでは同社史上最高の年間売上高を見込む。
ショーン・バガン(Sean Bagan)社長兼最高経営責任者(CEO)は次のようにコメントした。
「年初から築いてきた勢いをさらに伸ばし、強い四半期を再び実現した。第2四半期の売上高はガイダンスレンジの上限近く、調整後利益は上限を上回った。プロフォーマベースで売上高と受注が二桁成長したのはこれで4四半期連続となり、過去2年にわたる戦略的取り組みが持続的な事業・財務成果に結びついていることを示している。利益率の継続的な拡大は、数量の上振れ、革新的製品、オペレーティングレバレッジの向上によるものだ。商業面での成功は、顧客接点の強化への投資と、各事業会社の製品ポートフォリオ拡充の成果でもある。第2四半期および上半期の営業キャッシュフローは過去最高を更新し、債務・レバレッジ水準は数年ぶりの低水準にある。長年継続する配当と自社株買いを通じて、株主への還元も増やした」
「上半期の実績により、下半期も『THE CORE戦略』と2030年の財務目標に向けた進捗を継続できる基盤が整った。規律ある実行、顧客中心の市場開拓体制の強化、イノベーションとオペレーショナルエクセレンスの推進に引き続き注力する。強力なキャッシュ創出能力とROIC重視の資本配分により、ヘリオスはさまざまなマクロ環境に対応しつつ、長期的な株主価値創造を続けられると確信している」
ジェレミー・エヴァンス(Jeremy Evans)上級副社長兼最高財務責任者(CFO)は次のように述べた。
「2026年下半期を迎えるにあたり、上半期の堅実な実行に基づく強い立場にある。第2四半期はプロフォーマで売上高16%増、調整後EBITDAマージンは21%超を達成し、EPSも前年同期比で大幅に伸びた。下半期は比較が厳しくなるほか、地政学リスク、関税動向、インフレ圧力といった外部要因への留意は必要だが、事業への自信、新規受注の獲得、近時需要の見通しを踏まえ、通期の売上高および利益見通しを引き上げる。規律ある事業運営と高リターン案件への投資を継続し、『THE CORE戦略』の2030年目標に沿った成長を目指す」
同社は2026年8月10日時点で、第2四半期終了時の為替レートを基準としたコンスタントカレンシー前提で、通期見通しを上方修正し、第3四半期見通しも設定した。
■会社概要
ヘリオス・テクノロジーズは、高度に設計されたモーションコントロールおよび電子制御技術のグローバルリーダー。農業、建設、データセンター、エネルギー、ヘルスケア・ウェルネス、産業、マリン、マテリアルハンドリング、レクリエーショナルビークルなど多様な最終市場向けに、安全性・信頼性・シームレスな接続性を実現するプレミアム製品を提供する。製品は世界80カ国以上の顧客に販売されている。同社の戦略は、イノベーション、オペレーショナルスピード、高パフォーマンス文化を特徴とする、多様で顧客中心のグローバル企業になることである。1997年の株式公開以来、毎四半期継続して現金配当を実施している。
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