タクマ、静岡県焼津市・藤枝市の新ごみ処理施設で地産地消型エネルギー供給

タクマとタクマエナジー(兵庫県尼崎市)は9月25日、志太広域事務組合、焼津市、藤枝市との5者間で、「地産地消型エネルギー供給事業に関する基本協定」を締結したと発表した。2027年1月から、志太広域事務組合の新ごみ処理施設「クリーンセンター志太」で発電するCO2フリー電力を、組合および焼津市、藤枝市が所有する公共施設へ順次供給する。

焼津市と藤枝市は、それぞれ「ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロに向けた取り組みを進めている。今回の事業では、ごみ発電によるCO2フリー電力を地域内で活用することで、両市の脱炭素化と地域循環型社会の形成を支援する。

タクマは2022年3月、志太広域事務組合からごみ処理施設のDBO事業を受注。現在、クリーンセンター志太の建設・試運転を進めており、2027年1月の供用開始を予定している。供用開始後は、グループ会社の志太ハイトラストが20年間にわたり運営業務を担う予定。

クリーンセンター志太では、高効率のごみ発電システムや省エネルギー技術を導入し、発電電力の最大化を図る。タクマエナジーは同施設で発電した電力を購入し、組合、焼津市、藤枝市の複数の公共施設へ順次供給する。

これにより、地域で発生する廃棄物から生み出した電力を地域内で活用する「電力の地産地消」を実現し、CO2排出量の削減と公共施設の電気料金負担の軽減を目指す。タクマエナジーにとって、電力の地産地消事業は13件目となる。

■事業概要
・事業名:地産地消型エネルギー供給事業
・対象施設:クリーンセンター志太
・供給開始:2027年1月予定
・供給電力:クリーンセンター志太で発電するCO2フリー電力
・供給先:志太広域事務組合、焼津市、藤枝市が所有する公共施設
・事業者:タクマエナジー
・施設運営:志太ハイトラスト
・運営期間:20年間(予定)

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