日立建機ヨーロッパ、アフリカ北西・中西部で販売代理店網を再編

日立建機ヨーロッパ(Hitachi Construction Machinery Europe N.V.、HCME)は9月29日、アフリカ北西部および中西部における販売代理店網と販売体制を再編すると発表した。顧客対応力の強化、市場カバレッジの拡大、同地域における日立ブランドのさらなる成長を図る。

今回の再編に伴い、SMTは年末をもって、対象地域における日立建機の正規販売代理店としての業務を終了する。HCMEは、長年にわたりアフリカ各地で顧客を支援し、日立建機事業の発展に貢献してきたSMTとのパートナーシップに謝意を表明している。

顧客への継続的な投資と長期的な支援を確保するため、HCMEはMachinery Distribution in Africa(MDA)およびMovicortesを通じた新たな販売体制を構築する。

■MDAを正規販売代理店に

HCMEは、Machinery Distribution in Africa(MDA)を日立建機の正規販売代理店に指定する。対象国はコンゴ共和国(Republic of Congo)、ガボン(Gabon)、赤道ギニア(Equatorial Guinea)、チャド(Chad)、中央アフリカ共和国(Central African Republic)、ニジェール(Niger)、コートジボワール(Côte d’Ivoire)、カメルーン(Cameroon)、トーゴ(Togo)、ベナン(Benin)、ガーナ(Ghana)、ブルキナファソ(Burkina Faso)、マリ(Mali)の13カ国。

MDAは、これらの市場において、建設機械の販売、アフターサービス、部品供給、技術サービスなどを総合的に提供する。

・ウェブサイト:www.mdafricagroup.com

■Movicortesの担当エリアを拡大

HCMEは、既存の市場体制に沿って、Movicortesの既存の日立建機販売代理店エリアを拡大する。新たにモロッコ(Morocco)、モーリタニア(Mauritania)、セネガル(Senegal)、ガンビア(The Gambia)、シエラレオネ(Sierra Leone)、ギニアビサウ(Guinea-Bissau)、ギニア(Guinea)、リベリア(Liberia)、カーボベルデ(Cape Verde)、サントメ・プリンシペ(São Tomé and Príncipe)の10カ国を対象とする。

HCMEの長年の販売代理店ネットワークメンバーであるMovicortesは、顧客サポート、技術力、事業運営で実績を築いている。今回の担当エリア拡大は、HCMEがMovicortesの能力を評価するとともに、アフリカ北西部における顧客サービスの強化を目指すもの。

・ウェブサイト:https://www.movicortes.pt/pt

■モロッコ、モーリタニアに直接拠点

HCMEは、鉱山分野への戦略的な取り組みの一環として、モロッコとモーリタニアに直接拠点を設置する。

両拠点が事業を直接管理・支援し、鉱山顧客に専用のサポートを提供する。顧客との関係を強化するとともに、鉱山事業に対して高度な技術力と迅速な対応を提供する体制を整える。

一方、両国における建設機械事業については、現在の市場構造に基づき、今回拡大する販売代理店体制の下でMovicortesが担当する。

■顧客支援を強化

新たな販売体制では、HCMEが以下のサービスを顧客に提供する体制を強化する。

・高水準の建設機械ソリューション
・充実したアフターサービス
・純正部品の供給
・技術力とトレーニング
・地域への長期的な投資

HCMEとSMTは、円滑な移行に向けて緊密に連携している。HCMEは、MDAおよびMovicortesとともに、販売体制の移行によって顧客の事業活動に支障が生じないよう対応する。

HCMEは、「今回の移行は、アフリカ全域における当社のプレゼンスを強化する重要なステップである。日立建機の販売代理店ネットワークにMDAを迎え、Movicortesとの成功したパートナーシップを新たな市場へ拡大できることを喜ばしく思う。今回の変更により、顧客を支援する能力を高めるとともに、持続可能な長期成長に向けた事業基盤を構築する。また、長年にわたるSMTの貢献とパートナーシップにも感謝する」としている。

ニュースリリース