メック(兵庫県尼崎市)は9月30日、長岡工場(新潟県長岡市)の隣接地取得に向けた手続きを開始すると発表した。土地・建物を含む投資額は約23億円。生成AIの進化などを背景とした電子基板・部品需要の拡大に対応し、供給体制を強化する。取得した土地により、今後の長岡工場リニューアルに関する検討の選択肢を広げる。
メックは、電子基板・部品の製造工程で使用される化学薬品を提供しており、特に半導体を搭載するパッケージ基板の製造工程で高いシェアを有している。生成AIの進化に伴い、電子基板・部品の需要拡大が見込まれることから、需要増加を成長機会として取り込むため、グループの供給体制強化を進めている。
長岡工場は同社の国内量産工場で、2033年に稼働開始から40年を迎える。今後、設備の大幅な更新時期を迎えることが見込まれており、同社はこれまで工場周辺での土地取得を検討していた。今回、隣接地の売却情報を得たことから、取得に向けた手続きを開始することを決定した。
取得資産は新潟県長岡市に所在する土地・建物で、投資額は約23億円。資金は自己資金を充当する予定。契約は9月30日に締結し、物件の引き渡しは2027年3月31日を予定している。
なお、取得相手先は国内の一般事業法人。相手先との取り決めにより概要は非開示としている。メックと相手先との間に、記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はなく、関連当事者には該当しない。
■取得概要
・所在地:新潟県長岡市
・投資額:約23億円(土地、建物を含む)
・資金計画:自己資金(予定)
・契約締結日:2026年9月30日
・物件引渡期日:2027年3月31日