東洋エンジニアリング(TOYO、東京都中央区)は10月2日、9月7~15日にかけ、アゼルバイジャン共和国の国営石油ガス会社SOCAR(State Oil Company of Azerbaijan Republic)の関係会社から計8人を迎え、技術・プロジェクトマネジメントに関する研修を実施したと発表した。
研修には、SOCAR Downstream Management社とSOCAR Green社から参加。一般財団法人JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関(JCCP)の人材育成事業プログラムによる支援を受け、TOYOのオフィス「ベイテック幕張」で約1週間にわたり実施した。
SOCAR Downstream Management社は、アゼルバイジャン国内におけるSOCARのプラント資産の運営管理・操業・近代化に加え、国内外の石油精製・石油化学案件の新規計画・開発を担当している。SOCAR Green社は、再生可能エネルギープロジェクト、グリーン水素、CCUS、エネルギー効率化などの脱炭素関連案件を手掛けている。
今回の研修では、脱炭素分野を含むTOYOの新規技術を紹介するとともに、同社が世界各地で取り組むプロジェクトを題材に、技術面やプロジェクトマネジメント手法などについて説明した。
アゼルバイジャンでは近年、地政学上の重要性が高まっており、2026年には同国産原油が初めて日本に輸入されるなど、エネルギー安全保障分野で日本との関係も深まりつつある。
SOCARグループでは、アゼルバイジャン国内外における製油所・石化プラントの建設計画や脱炭素関連案件の検討が進められており、今回紹介したTOYOの技術やプロジェクトマネジメント手法について高い関心が寄せられた。
TOYOは今後も国際的な人材育成や技術交流を通じ、エネルギー分野における人材育成・技術交流を促進するとともに、日本とアゼルバイジャンの産業界の相互理解を深め、エネルギー業界の発展と持続可能な社会の実現に貢献していく。