・62MW/291MWh、2029年商業運転開始予定
住友商事は10月1日、100%子会社のBSホールディングスを通じて、福島県浪江町で出力62メガワット(MW)、蓄電容量291メガワット時(MWh)の系統用蓄電所の建設工事を開始したと発表した。三菱UFJ銀行をリードアレンジャーとするプロジェクトファイナンスを組成。2024年に開始された長期脱炭素電源オークションの採択案件で、2029年の商業運転開始を予定している。
東北エリアでは再生可能エネルギーの導入が進む一方、供給が需要を上回る時間帯に出力制御が行われるケースがある。本蓄電所は電力系統の需給バランス調整に活用し、再エネの有効利用と電力供給の安定化を図る。住友商事はこれまで浪江町とまちづくりなどで連携しており、本事業を通じて同町の持続的発展にも寄与する方針。
住友商事は鹿児島県や北海道などで蓄電事業の実績を積み重ね、建設中案件を含め累計9件・合計出力約200MWを手掛けている。本案件を含め国内蓄電事業ポートフォリオの拡大を加速させる。
■事業概要
・所在地:福島県浪江町
・事業主体:浪江蓄電所合同会社
・出資者:住友商事(BSホールディングス)100%
・定格出力:62MW
・蓄電容量:291MWh
・商業運転開始:2029年(予定)