豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは8月24日、フォークリフトをはじめとする国内向け産業車両のメーカー希望小売価格を11月16日から改定すると発表した。原材料費の高止まりに加え、人件費、エネルギー費、物流費などの上昇が続いていることが背景。継続的な原価低減や生産性向上に取り組んでいるものの、企業努力で吸収できる範囲を超えたとして、値上げに踏み切る。
対象はフォークリフトのほか、ショベルローダー、搬送機器、けん引車などの産業車両。フォークリフトは平均5%、ショベルローダー・搬送機器・けん引車・その他産業車両は3~20%の改定率となる。
主な商品では、カウンタータイプのディーゼルエンジンフォークリフト「GENEO(ジェネオ)」2.5t積み「12-8FD25」のメーカー希望小売価格(税込み)を現行の611万9,000円から642万6,000円へ引き上げる。改定額は30万7,000円、改定率は5%。
カウンタータイプ4輪電動フォークリフト「gene B(ジーンビー)」の1.5t積み「8FB15」は、471万2,000円から494万9,000円へ23万7,000円引き上げる。カウンタータイプ・コンパクト電動フォークリフト「Ecore(エコア)」の1.5t積み「8FBE15」も475万円から498万7,000円へ23万7,000円、リーチタイプ電動フォークリフト「Rinova(リノバ)」の1.5t積み「8FBR15」は429万6,000円から451万1,000円へ21万5,000円、それぞれ値上げする。
同社は今回の価格改定について、仕入先からの購入部品への価格反映を進める一方、自社においても継続的なコスト削減と生産性向上を進めてきたが、コスト上昇分を吸収することが困難になったためとしている。
価格改定は2026年11月16日から実施する。