メッツォ(Metso):2026年8月20日
メッツォは、オーストラリア・西オーストラリア州で進められている「イティリティ(Yitirrti)」銅・亜鉛・銀プロジェクト向けに、主要な鉱物処理技術・設備を供給する。
メッツォは、グレイエンジニアリングサービス(GR Engineering Services=GRES)から、デベロップグローバル(Develop Global)が西オーストラリア州で開発を進めるイティリティ(Yitirrti)銅・亜鉛・銀プロジェクト向けの主要な鉱物処理技術を受注した。受注額は非公表。2026年第2四半期のミネラルズ部門の受注高に計上した。
同プロジェクトは、西オーストラリア州ピルバラ地域に位置する高品位の銅・亜鉛・銀鉱床を開発するもの。従来はサルファースプリングス(Sulphur Springs)と呼ばれていた。選鉱プラントの処理能力は年間約150万tで、現在、生産開始に向けて準備が進められている。
メッツォの供給範囲は、銅・亜鉛処理を行う選鉱設備向けのプロセス技術について、設計、製造、試験、納入までを含む。設備パッケージには、「ノードバーグ(Nordberg)Cシリーズ(C Series)」ジョークラッシャー、「ノードバーグ(Nordberg)HP450e」コーンクラッシャー、エプロンフィーダーのほか、「タンクセル(TankCell)」浮選セル、シックナー、攪拌媒体粉砕機「SMD(Stirred Media Detritor)」、スラリー分析装置などを含む。
デベロップグローバルのグループ主任冶金技術者、カート・ティーデマン(Kurt Tiedemann)氏は、「イティリティは当社にとって重要な銅・亜鉛・銀開発プロジェクトであり、建設を進め、生産段階に移行する上で、処理プラントを適切に構築することが重要だ。メッツォの実績ある技術、プロセスに関する専門知識、現地サポートにより、今回の設備パッケージに確信を持つことができた」とコメントしている。
メッツォのアジア太平洋地域ミネラルズ担当副社長、デビッド・タロック(David Tulloch)氏は、「イティリティプロジェクトの主要技術パートナーに選定されたことを喜ばしく思う。今回の供給範囲は、この種のプロセスフローにおける当社の統合ソリューションの強みを示すものだ。カラササービスセンター(Karratha Service Centre)を通じて現場に近い体制を構築しており、操業開始後のアフターマーケットサービスを継続的に支援する強固な基盤となる」としている。
メッツォは、鉱物処理における破砕、浮選、脱水など幅広い技術を展開。高い回収率や資源効率の向上、設備のライフサイクル全体での最適化を支援し、効率的で信頼性が高く、持続可能な鉱物処理を実現するソリューションを提供している。
メッツォはフィンランド・エスポーに本社を置く。2025年末時点の従業員数は約50カ国で約18,000人。2025年の売上高は約53億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)に上場している。
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