柳工、インドネシアでグリーン・スマート産業団地を着工、電動建機生産の中核拠点を整備

新華社(Xinhua):2026年7月22日

カラワン(インドネシア)、柳工(LiuGong)は7月22日、インドネシア・西ジャワ州カラワンでグリーン・スマート産業団地の起工式を開催した。式典には政府関係者や業界パートナー、顧客など300人以上が出席し、同社のASEAN市場における現地生産・研究開発体制の強化に向けた新たな一歩となった。

起工式で、西ジャワ州のデディ・ムルヤディ(Dedi Mulyadi)知事は、「同プロジェクトは州の製造業発展に新たな活力をもたらす」と述べ、州政府として産業団地建設を全面的に支援し、良好な事業環境の整備と相互利益の実現に取り組む考えを示した。

広西柳工集団(Guangxi LiuGong Group Co., Ltd.)および広西柳工機械(Guangxi LiuGong Machinery Co., Ltd.)の董事長(会長)を務めるZheng Jin氏は、「この産業団地は、柳工が長年にわたりインドネシア市場へ取り組んできた成果を具現化する重要なプロジェクト」と位置付けた。そのうえで、インドネシアをはじめASEAN各国との連携をさらに深め、オープンな協業によるイノベーションを推進し、地域産業の持続可能な発展とグリーン化に貢献していく方針を示した。

また、広西柳工機械の副董事長兼社長であるLuo Guobing氏は、「この施設は単なる製造工場ではなく、生産、研究開発、人材育成、産業連携を融合したグリーン・スマート産業プラットフォームとなる」と説明した。

同氏によると、柳工はインドネシア製品応用研究開発センターを設立するほか、ガジャ・マダ大学(Universitas Gadjah Mada)と連携し、技術移転や現地人材の育成を推進することで、インドネシア建設機械産業の持続的発展を後押しする。

現地化戦略の一環として、柳工は2023年から開始した中国・インドネシア教育連携プログラムを通じ、これまでに900人以上の現地学生を育成してきた。現在は30人のインドネシア人研修生が中国本社で専門教育を受けており、修了後はインドネシア工場に配属される予定である。

産業団地は2027年前半の稼働開始を予定しており、インドネシア初となる電動重機専門の製造工場を備える計画。柳工は同拠点をアジア太平洋地域向けの生産ハブとして位置付け、電動建設機械の供給体制を強化する。

柳工は2002年にグローバル化戦略を開始して以来、海外子会社40社超、海外生産拠点20カ所以上、世界17カ所の研究開発拠点を整備し、180以上の国・地域で製品・サービスを展開している。

■柳工(LiuGong)について
1958年設立、中国・広西チワン族自治区柳州市に本社を置く中国有数の建設機械メーカー。油圧ショベル、ホイールローダー、鉱山機械、高所作業車、道路機械など幅広い製品を展開し、近年は電動建設機械や水素関連技術の開発にも注力している。グローバル市場では180以上の国・地域で事業を展開し、海外生産・販売ネットワークの拡充を進めている。

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