徐工(XCMG)、鉱山機械事業のグローバル展開を加速、電動化・知能化で持続可能な採掘を支援

徐工(XCMG):2026年7月22日

徐工集団(XCMG)は、世界の鉱山機械市場で事業拡大を加速し、電動化や知能化技術を軸とした製品・サービスの強化を進めている。グリーンマイニングやスマートマイニングへの需要拡大を背景に、製品ラインアップやグローバルサービス体制を拡充し、持続可能な鉱山開発を支援する方針だ。

このほど、鉱山専門誌「インターナショナル・マイニング(International Mining)」の独占インタビューで、徐工集団(XCMG)グローバル事業本部兼徐工進出口有限公司(XCMG Import & Export Co., Ltd.)の翟坤(Zhai Kun)ゼネラルマネージャーと、徐工北米鉱山機械(XCMG North American Mining Machinery)の陶洪(Tao Hong)プロダクトマネージャーが、同社の世界戦略や製品開発について説明した。

世界の鉱山業界では、環境負荷低減や自動化への取り組みが加速しており、大型機械、インテリジェントソリューション、低炭素技術への需要が高まっている。徐工集団(XCMG)は、採掘、運搬、積込みから鉱山全体の運営管理までをカバーする総合ソリューションを提供できる製品群に加え、世界規模のサービスネットワークと地域密着型の事業体制を強みに事業を展開している。

■グローバル市場で鉱山機械事業を拡大

翟氏は、世界の主要鉱山地域において販売、サービス、部品供給体制を強化し、鉱山機械事業の国際展開を積極的に推進していると説明した。

現在、同社の鉱山機械はアジア、南米、アフリカ、中東、欧州など主要鉱山市場で導入されており、大型油圧ショベル、鉱山用ダンプトラック、ホイールローダ、掘削機械、新エネルギー対応鉱山機械まで幅広い製品を展開している。

翟氏は「世界の鉱山事業者は設備性能だけでなく、ライフサイクル全体を通じた価値提供を重視している。徐工集団(XCMG)は顧客志向の技術革新を進め、生産性向上や運用コスト削減、持続的成長に貢献していく」と述べた。

■北米市場で現地対応を強化

世界有数の鉱山市場である北米では、設備の信頼性、安全性、生産性に加え、高度な知能化機能への要求が年々高まっている。

陶氏は、現地顧客のニーズ分析を深めながら製品改良を進めるとともに、サービス体制や現地組織を強化し、北米市場での競争力向上を図っていると説明した。

同氏は「北米市場では設備の信頼性や稼働効率、充実したアフターサービスが重視される。製品改良や現地人材の育成、サービスネットワークの拡充を通じ、市場での競争力を一段と高めていく」としている。

■電動化でグリーンマイニングを推進

脱炭素化が世界の鉱山業界共通の課題となる中、徐工集団(XCMG)は新エネルギー鉱山機械の研究開発と市場投入を積極的に進めている。

近年は電動鉱山機械やスマート技術への投資を拡大し、純電動鉱山用ダンプトラックや電動ホイールローダなどを市場投入。さらに世界の大手鉱山会社との協業を通じ、ゼロエミッション機械の実用化や持続可能な採掘への移行を後押ししている。

■AI活用でスマートマイニングを加速

人工知能(AI)や自動運転、産業用インターネット技術の進展を背景に、スマートマイニングは鉱山開発の重要な潮流となっている。

徐工集団(XCMG)は、デジタルプラットフォーム、インテリジェント制御システム、遠隔操作技術を鉱山機械へ統合し、安全性や作業効率、運用性能の向上を推進。今後も高付加価値化、知能化、環境対応、サービス強化を柱に技術革新とグローバル展開を進め、世界の顧客やパートナーとの連携を通じて鉱山業界の持続的発展に貢献していく考えだ。

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