古河機械金属、EE東北’26にロックドリル・ユニック部門が合同出展

・FHBシリーズや乗車型ミニクローラクレーンで技術力を訴求

古河機械金属は7月23日、機械事業を担う古河ロックドリル古河ユニックの関連会社であるユニック東北販売が、6月3~4日に宮城県仙台市の夢メッセみやぎで開催された建設技術展示会「EE東北’26」に合同出展したと発表した。2日間で300人以上が同社ブースを訪れ、トンネル工事関連企業や東北電力関連会社などに向け、製品性能や現場対応力をアピールした。

今回の展示では、古河ロックドリルが油圧ブレーカ「FHB12」「FHB20」および油圧圧砕機「Vx145」の実機を出展した。

油圧ブレーカ「FHBシリーズ」は、13年ぶりにフルモデルチェンジした新シリーズで、打撃力の向上と作業効率の改善を両立したモデル。内部構造の最適化により打撃性能を高めたほか、破砕対象に応じて打撃ストロークを調整・自動制御する機能を搭載し、効率的な破砕作業を可能にしている。

また、低騒音化や振動低減にも配慮した設計を採用しており、都市部の土木工事やインフラ整備など、周辺環境への配慮が求められる現場での活用を想定している。

一方、ユニック東北販売は、乗車型ミニ・クローラクレーン「URW375C4RA2」の実機展示と、VRクレーン訓練システムの体験ブースを設けた。

「URW375C4RA2」は、トラックが進入できない屋内や不整地などでの作業を想定した小型クレーンで、狭小現場や特殊環境での施工ニーズに対応する。オプションの分解仕様を選択することで、ブームやアウトリガなど主要部品単位への分解が可能で、分解後の各部品を1t未満に抑えることで、ヘリコプターや工事用モノレール、索道などを利用した搬送にも対応する。山間部など資機材搬入が困難な現場での施工性向上に貢献する製品として来場者の関心を集めた。

EE東北’26は、新材料、新工法、建設分野の新技術を広く紹介し、技術開発の促進や社会資本整備への貢献を目的に開催された展示会。今回は386団体が出展し、6月3日に8000人、4日に8700人の計約1万6700人が来場した。

古河機械金属グループは今回の合同出展を通じ、建設・インフラ分野における掘削、破砕、吊り上げ作業を支える機械製品群の提案力を強化し、現場ニーズに対応した技術展開を進めていく方針。

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