タダノユーティリティ、八幡工場が稼働開始、高所作業車の生産能力1.5倍に拡大

・大型自走式高所作業車の生産拠点、海外展開強化へ

タダノは7月23日、100%子会社であるタダノユーティリティ(長野県千曲市)が、新設した八幡工場の稼働を開始したと発表した。大型機種の組立や部品塗装を担う新たな生産拠点として、同社の生産能力を従来比1.5倍に引き上げ、国内外で拡大が見込まれる高所作業車市場への対応力を高める。

タダノグループは、中期経営計画(2024~2026年)のスローガンに「Reaching new heights」を掲げ、安全性や環境性能に配慮した製品・サービスの提供を通じ、業界のリーディングカンパニーとして成長戦略を推進している。

今回の八幡工場稼働は、その成長戦略の一つである「新たな領域への挑戦」の取り組みとなる。タダノは2024年2月、自走式高所作業車で国内トップシェアを持つ長野工業(現・タダノユーティリティ)をグループに迎え、高所作業車事業の強化を進めている。

八幡工場では、作業床高さ18m以上の大型自走式高所作業車の組立および各部品の塗装工程を担当する。これまでの千曲工場、麻績工場と合わせた3拠点体制により、生産基盤を拡充。今後、タダノユーティリティ製品を海外市場向けの主力製品として展開する上で、重要な役割を担う。

タダノグループでは、クレーン事業に加え、高所作業車など周辺分野の事業領域拡大を進めており、今回の生産能力増強により、国内外の需要取り込みと製品供給体制の強化を図る。

■新工場の概要
事業所名:タダノユーティリティ八幡工場
所在地:⾧野県千曲市大字八幡字郡南 1122 番 6
建物延床面積:7,086.35 ㎡
総投資額:約 35 億円
稼働開始:2026 年 7 月
生産品目:自走式高所作業車(作業床 18 メートル以上の大型機種)

ニュースリリース