カルマー、Contargo グループに初の完全電動リーチスタッカーを供給

・7年間の保守サービス契約で稼働率向上を支援

カルマー(Kalmar):2026年7月22日

カルマーは、ドイツの物流事業者コンタルゴ・グループ(Contargo Group)から、同社初となる完全電動リーチスタッカーを受注した。受注はカルマーの2026年第2四半期(Q2)受注高に計上され、2026年第4四半期(Q4)に納入する予定である。

今回の契約には、機械の稼働率と信頼性を最大限に高めるため、7年間の「カルマー・コンプリート・ケア(Kalmar Complete Care)」サービス契約を含む。顧客の運用要件に合わせた長期的な技術サポートおよび保守サービスを提供し、安定稼働を支援する。

さらに、7年間の「マイカルマー・インサイト(MyKalmar INSIGHT)」サブスクリプションも契約に含まれている。包括的なサービス体制により、設備の高い可用性を確保するとともに、ターミナル運営の中断防止を図る。

納入する完全電動カルマー製リーチスタッカーは、コンタルゴ・グループのノイス(Neuss)ターミナルで稼働する既存のカルマー製リーチスタッカーおよび空コンテナハンドラーの車両群に加わり、通常の貨物荷役作業に使用される。新型機の導入により、同拠点のさらなる発展と事業拡大を後押しするとともに、安全かつ効率的なターミナル運営を実現する。

コンタルゴ・グループは電動化への取り組みを積極的に推進しており、ノイスターミナルには8基の充電設備とエネルギーマネジメントシステムを導入している。同ターミナルでは、電力会社からの供給電力に加え、クレーンのエネルギー回生システムや太陽光発電システムによるエネルギーも活用している。

また、蓄電システムを導入することでピーク電力の発生を抑制し、運用コストの増加を防止するとともに、余剰エネルギーを電力需要が高まる時間帯に利用できる体制を整えている。

コンタルゴ・ノイスのマネージングディレクター、フォルカー・ボーフェランド(Volker Boveland)氏は、「コンタルゴ・グループとして初めて完全電動フルコンテナ用リーチスタッカーを導入する決定は、将来を見据えた技術への投資、真の持続可能性への道筋、新技術活用における先駆的役割への強い意志を示すものである。カルマーを選択したことは、市場をリードする技術への投資姿勢を明確にするものであり、実際の運用を通じてビジネス面・運用面での効果を実証できることを期待している」とコメントしている。

また、コンタルゴ・ノイスのエンジニアリング&ターミナルオペレーション責任者、オラフ・ヤーン(Olaf Jahn)氏は、「カルマー製リーチスタッカーの採用は、技術性能とコスト効率の最適な組み合わせに基づく判断である。本機は当社の性能要求を最適に満たしながら、長期運用において魅力的な経済性も提供する。カルマーの技術力に信頼を寄せており、今後の業務プロセスの改善と持続可能な運用効率向上につながると期待している」と述べている。

カルマーのドイツ営業マネージャー、ウーヴェ・ピエトリガ(Uwe Pietryga)氏は、「コンタルゴがカルマー製電動リーチスタッカーを導入することで、コンタルゴ・ノイス拠点はドイツにおける移動式港湾荷役機器分野の先進的な取り組みを改めて示すことになる。大容量バッテリーを搭載した本機は、同拠点で行われる重量級港湾荷役作業に最適である。今回の受注に寄せられた信頼に感謝するとともに、今後も成功裏の協業を継続していきたい」と語った。

カルマーは、世界各地の重要なサプライチェーンにおける貨物輸送を支える企業で、持続可能なマテリアルハンドリング機器およびサービス分野のリーディングカンパニーを目指している。港湾・ターミナル、物流センター、製造業、重量物流分野向けに、業界をリードする各種大型荷役機器とサービスを展開している。

本社はフィンランド・ヘルシンキ(Helsinki)に置き、世界120カ国以上で事業を展開。従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロとなっている。

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