アマノは7月23日、工場や物流施設向けに車両と人の入退場をクラウド上で一元管理する新サービス「ASAS(AMANO Smart Access Service)」の販売を開始したと発表した。ナンバープレート認識を核に、来訪予約や受付管理、バース予約システムとの連携、送迎バスの乗車管理などを組み合わせることで、物流効率化とセキュリティ強化の両立を図る。販売開始は7月6日で、初年度100レーンの販売を目標とする。
近年、工場や物流施設では人手不足やセキュリティ強化、物流DXの推進に加え、2025年施行・2026年本格運用となった物流効率化法への対応が課題となっている。同法では荷待ち・荷役時間の把握と短縮が求められており、紙による来訪受付や車両許可証の運用から、自動化・デジタル化への移行ニーズが高まっている。
ASASの中核となる「総合入退管理サービス」は、施設出入口に設置したカメラが車両ナンバーを自動認識し、クラウド上の登録情報と照合して入場可否を判定する仕組み。入退場履歴はクラウドで一元管理できるほか、登録車両やVIP車両、ブラックリスト車両の履歴表示、対象車両検知時のアラームや警告灯との連動、条件検索やCSV出力にも対応する。
また、在場車両数表示モニターや監視モニターを標準装備し、施設内の通行状況をリアルタイムで可視化。ゲートレス運用とゲート設置運用の双方に対応し、守衛所業務の効率化や省人化・無人化を支援する。
オプションサービスでは、「来訪予約管理サービス」により来訪者や納品業者の情報と車両ナンバーを事前登録し、QRコード付き案内メールを自動送信。車両ナンバーまたはQRコード認証によるスムーズな入場を実現し、受付待ち時間の短縮と来訪履歴のデジタル管理によるセキュリティ向上を図る。
「バース予約システム連携サービス」は、他社のバース予約システムとAPI連携し、予約情報と車両入退場管理を統合。車両ナンバーや来場予定時刻を活用することで、守衛所での受付業務を省略し、車両滞留の抑制や物流拠点の運営効率化に寄与する。
さらに、「送迎バス乗車入退管理サービス」では、利用者が専用タブレットでICカード認証を行うことで、バス通過時に乗車者全員の入退場情報を一括記録。災害や緊急時の在場者確認の迅速化にも活用できる。
販売価格は導入規模や設置環境、工事内容に応じて個別見積もりとなる。アマノはASASを通じて、工場・物流施設における入退管理のデジタル化を推進し、物流現場の生産性向上と安全・安心な施設運営を支援していく考え。
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