ワッカー・ノイソン、26年通期業績予想を上方修正、上期売上高17%増、EBITは87%増

ワッカー・ノイソン(Wacker Neuson):2026年7月17日

ワッカー・ノイソンは7月17日、2026年度(2026年12月期)の業績予想を上方修正するとともに、2026年上期(1~6月)の暫定業績を発表した。上期は建設機械市場の堅調な需要を背景に売上高、利益とも大幅な増加となり、通期見通しを引き上げた。

新たな通期見通しでは、売上高を23億~24億ユーロ(従来予想22億~24億ユーロ)、EBIT(利払い・税引き前利益)率を7.0~8.0%(同6.5~7.5%)へそれぞれ上方修正した。純運転資本比率についても、戦略目標である30%未満を下回る水準を達成する見込みとしている。一方、設備投資および無形資産投資は7,000万~9,000万ユーロの計画を据え置いた。

同社は、上方修正の理由として、2026年上期の好調な業績に加え、下期も市場環境は依然として厳しいものの、前年までと比べて安定した事業環境が続くと見込まれることを挙げている。

2026年第2四半期(4~6月)の暫定・未監査業績は、売上高が6億6,510万ユーロとなり、前年同期比14.4%増(前年同期5億8,140万ユーロ)となった。EBITは6,320万ユーロで同43.6%増(同4,400万ユーロ)、EBIT率は9.5%と前年同期の7.6%から改善した。

2026年上期(1~6月)の売上高は12億5,650万ユーロで前年同期比16.9%増(前年同期10億7,490万ユーロ)。EBITは1億470万ユーロとなり、前年同期比86.6%増(同5,610万ユーロ)と大幅に伸長した。EBIT率も8.3%と前年同期の5.2%から3.1ポイント改善した。

同社は2026年上期の正式な中間決算を8月13日に公表する予定で、同日にはアナリストおよび機関投資家向け説明会も開催する。

ワッカー・ノイソン(Wacker Neuson)グループは、約5,800人を擁する建設機械メーカーで、小型・コンパクト建機分野を主力とする。ワッカー・ノイソン(Wacker Neuson)、クレーマー(Kramer)、ワイデマン(Weidemann)、エナー(Enar)の各ブランドを展開し、建設、造園、農業、自治体、リサイクル、鉄道分野などに製品・サービスを提供している。2025年度の売上高は約22億ユーロだった。

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