米ヘリオス、電子制御事業でブリッグス&ストラットンとの連携を拡大

ヘリオス・テクノロジーズ(Helios Technologies) :2026年7月14日

モーションコントロールおよび電子制御技術の世界的メーカーであるヘリオス・テクノロジーズは7月14日、電子制御事業セグメントに属するアイスリー・プロダクト・デベロップメント(i3 Product Development、i3PD)とイノベーション・コントロールズ(Enovation Controls)が、それぞれ異なる形でブリッグス&ストラットン(Briggs & Stratton)との商業提携を拡大し、オフハイウェイ機械市場向けの支援を強化すると発表した。

今回の取り組みは、製品設計からシステム統合、電子制御ソリューションまで、ヘリオスの電子制御事業が持つ幅広い技術力を示すものとしている。

i3PDはこのほど、ブリッグス&ストラットンが展開する「バンガード(Vanguard)バッテリー・テクノロジー・パートナー・プログラム」に参画した。同社は、バンガード商用バッテリー技術を採用するOEMメーカー向けに、製品設計、エンジニアリング、システム統合サービスを提供する。

ブリッグス&ストラットンの電動化事業担当シニア・バイスプレジデント兼プレジデントであるデビッド・フランク(David Frank)氏は、「実績ある当社のバッテリー技術とi3PDの高度なシステム統合技術を組み合わせることで、OEM各社が電動化への移行を円滑に進められるよう支援していく」とコメントした。

一方、イノベーション・コントロールズは、ブリッグス&ストラットン傘下のフェリス(Ferris)とのサプライヤー契約を継続しており、商業用機械向けに「PV485ディスプレイ」や「IX3212パワー・ディストリビューション・モジュール」などの電子制御製品を供給している。

ヘリオスの電子制御事業部門プレジデントであるビリー・オルドリッジ(Billy Aldridge)氏は、「i3PDによるエンジニアリングサービスと、イノベーション・コントロールズによる電子制御ソリューションは、製品開発から量産まで異なる段階で顧客に価値を提供している。今回の提携は、当社がオフハイウェイ機械市場に提供する技術力と顧客志向のソリューションの厚みを示すものだ」と述べた。

ブリッグス&ストラットンは米ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、芝刈機やガーデン機械、建設現場向け動力機器用エンジンで世界最大級のメーカー。リチウムイオン電池や非常用発電機、エネルギー貯蔵システムなども展開しており、「ブリッグス&ストラットン(Briggs & Stratton)」「バンガード(Vanguard)」「フェリス(Ferris)」などのブランドを世界100カ国以上で展開している。

ヘリオス・テクノロジーズは、農業機械、建設機械、エネルギー、産業機械、マテリアルハンドリング、船舶、レクリエーション車両など幅広い市場向けに、高性能モーションコントロール製品と電子制御システムを提供しており、世界80カ国以上で事業を展開している。

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